木と草


私の書いたイロハモミジのイラスト
モミジ「紅葉・黄葉・椛」

カエデの別称。カエデ属の種類を総称してカエデまたはモミジと呼んでいます。
モミジ紅葉のこと、カエデの形がカエルの手に似ていることから付けられた名前です。

滋賀県の木・広島県の木・

「秋の夕日に照る山、濃いも薄いも・・・」

カエデ(イロミグサ)「楓・槭・槭樹」


秋の紅が美しく、モミジとも呼ばれています。
双子類・カエデ科の落高木の総称。
北半球の温帯に広く分布し、日本列島には約二十種、世界には約百四十種が知られています。   山梨県の木(カエデ)
北米原産のサトウカエデの樹液から造るメープルシロップ(甘味料)は有名です。



私の書いたハウチワカエデのイラスト
カエデの品種

カエデの品種改良は江戸時代の元禄の頃から盛んになったといわれています。

の美しい品種:千染(チシオ)・青崖(セイガイ)・高雄(タカオ)・鬱金(ウコン)・十寸鏡(マスカガミ)
になる品種:野村(ノムラ)・猩々(ショウジョウ)・紅枝垂(ベニシダレ)
斑の美しい 限り錦(カギリニシキ)・旭鶴(アサヒヅル)
新枝の美しい 珊瑚閣(サンゴカク) 枝ぶりの美しい 青枝垂(アオシダレ) 葉の形の変わった 占の内(シメノウチ)などなど
ノムラは2001/05/15 自宅の庭で撮影


イロハモミジ「伊呂波楓」

カエデ科の落高木。

本州の関東以西、四国、九州の山地に自生。
カエデが掌状に5〜7裂したもの。
日本に自生するモミジの仲間のうちで最も良く見る品種です。庭木に利用する。
は縁に鋭い鋸歯があり、若には柔らかい毛がある。
春、と共に暗紅色の小を散形状につける。
は約1cm翼があり、風で飛ばして繁殖する。
京都の名所高雄山の名をつけてタカオモミジとも言います。

2001/04/15 延命寺で撮影
モミジ


2001/05/10  近所の道端で撮影
モミジの果(翼果)


ヤマモミジ「山紅

カエデ科の落高木。

北海道、本州中部以北の山地に生える。
高さ約10メートル。は掌状に7〜9片に深く裂ける。
春に紅色の小さな下むきに垂れる単性をつけます。
は翼果で水平に広がる。イロハモミジの母樹。

2001/05/12 自宅の門横 前栽で撮影
ハウチワカエデ(メイゲツカエデ・オグラヤマ)「羽団扇楓」

本州と北海道の山地に自生するカエデの一種。
対生するは円形で直径6〜12cmで掌状に9〜11片に浅く裂ける。
裂片は狭い卵形で縁に二重の鋸歯がある。
春に腋から束状の序を垂れ下げ、暗紅色5弁の小をつける。果の羽は鋭い角度に開く。
が美しい。大きなを天狗の羽団扇にたとえて名前が付けられました。材は薪炭・器具用。


サトウカエデ「砂糖楓」

カエデ科の落高木。

北アメリカ東部の原産。砂糖採取用や街路樹・庭木にされる。高さ40mにも生長。
は掌状で3〜5片に裂け、長さ10〜50cmの心臓形でカナダの国旗にデザインされています。
腋に緑黄色の小さい鐘状を咲かせます。樹液は糖分を含み、糖蜜(メープル‐シロップ)・蔗糖(メープルシュガー)を採る。
は開いた翼がある。材は器具用。


「木の排泄物でモミジ狩り」

秋になると広樹は一斉に色づきます。
中でも一番鮮やかな赤い色を見せるのがモミジ
秋になって急に色づくので、が徐々に変化しているように思われがちですが、の緑色が赤色に変化しているのではなく、
元々赤いモミジを覆っていた緑のクロロフィルの活動が低下し、老化現象が起きて赤の色が現れたもので、モミジは元々赤い色なのです。
モミジはやがて茶色になり落ちるのですが、これは赤色が分解されてタンニンだけが残るためなのです。
が落するのは、木の排泄作用で、春から夏への活動期に排泄物を貯めておき、を落とす  ことによって排泄物を捨てているわけで、
私たちは木の排泄物  を「奇麗だ!」と眺めて楽しんでいるのです。



ラワン

フタバガキ科のショレア・パラショレア・ペンタクメ・ホペアの各属に含まれる樹木の総称で、
当初フィリピンから大量に輸入されていたためフィリピンの呼び名である「ラワン」の名前が一般的な呼び名になりました。
心材が赤味を帯びているものを赤ラワン、灰色のものを白ラワンと呼んでいます。
材質は均質で加工しやすく、合板用材・建築材・家具などに使用されますが、虫害に弱い欠点があります。


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