「木と竹
の
」
ヤダケ(シノベ・ヤジノ)「矢竹・箭竹」
高さ3mにもなります。節の間が長く葉は枝の上部に互生します。稈は名前のように矢を作る材料や籠・筆軸を作るのに使用します。
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メダケ(カワタケ・オナゴダケ・アキタケ・シノダケ・コガタケ・シノベダケ)「女竹・雌竹」
高さ6mにも成長し、節間の長いのは50cmになります。 新しい幹には白い粉が付き、竹の皮は年数が経っても落ちません。稈は垣・笛・篭・ 京都御所の清涼殿の前の「右に呉竹、左に漢竹(カワタケ)」が有名です。 |
カンチク「寒竹・柴竹・漢竹」
小さなササの一種。高さ2〜3m、皮は紫色で枝は節に密生します。庭園に植えたり、生垣に植栽します。
タケノコは秋から冬にかけて出るので寒竹の名前がつきました。
| オカメザサ(カグラザカ・ゴマイザサ)「阿亀笹・豊後笹」
竹の一種。背が低く群がって生えます。 一節から五枚の葉を出すので五枚笹とも呼ばれています。 オカメザサの名前は浅草の酉の市でこの竹におかめの面を釣り下げたので名付けられました。 また、恵比須様の 右のおかめの面は私が彫りました。詳しくは Shuichi’s MUSEUM「美術館」をご覧ください 2000/09/05 ゴマイザサ 近所の垣根で撮影 |
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「笹舟は神の乗り物」 島根県の出雲大社は毎年10月1日に全国の神様が集まる日として知られていますが、 お集まりになる神々の交通手段は笹舟に限られると伝えられており、笹舟は神の乗り物として崇め祀られてきました。 地元の人たちは、朝早くからおきて身を清め、道端から遠く離れたところの埃のついていないきれいな笹の葉を笹舟用にお供えします。 |
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@ササの葉の点線を折る A実線に切り込みを入れる B組み上げる 帆立舟:もう一枚葉を使って帆に見立てる 櫓櫂舟:葉の先を長めに折りこみ、船頭にしてササの茎を櫓櫂にする |
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「花が咲くとタケやササは枯れる」
普通の樹木では花が咲いて実を付け、種族の保存をしますが、タケやササは不思議なことに三十年か六十年または百年に一度とか確実な周期は解っていませんが、
花が咲くと枯れてしまいます。
♪「会津磐梯山は宝の山よササに黄金が(こがね)がえ〜ぇまた成り下がる」
という民謡(この歌は本当は歌謡曲なんですが?)の中で歌われている『黄金』とはササの花が咲いて山が黄金色に輝き稲が実ったように見えた様子を歌った歌で、
凶作で米が取れないときはササの実を炒ったり団子にして食べたと言われています。
枯れる原因はイネ科の植物と同じく花が咲いて実を付ければ、育つ条件があっても枯れる性質があると言う説と、
花を咲かすため全部の葉が落ちてしまうか少ししか残らないので、炭酸同化作用が出来なくなり、栄養不足で枯れてしまうのだと言う説とがあります。
「世界の灯かりに日本の竹」 
現在使用されているタングステン電球は1910年頃に創られました。それ以前は炭素線の電球でして。
電球はご存知のようにエジソンによって発明されました。
はじめエジソンはフィラメントに金属線を使って電球を創るつもりでしたが失敗、炭素線の研究をして木綿から炭素線を創ることに成功したのですが、
木綿の炭素線ではすぐに燃え尽きてしまいます。
そこで植物の繊維から炭素線を創る計画を立て世界中の6000種の植物の中からタケの繊維を見つけ出し、1880年竹のフィラメントの電球を創り出したのです。
エジソンが初めて使った竹の繊維は扇の骨だそうですが、結果がよかったので世界中の竹を集め試験したところ、京都岩清水八幡のマダケが最適だと解り、
日本の竹が世界の灯かりとして一躍有名になりました。
岩清水八幡の竹の値段
岩清水八幡のマダケは8年〜10年生が最上とされ、明治19年から11年間毎年20,000円分の竹材が輸出された。現在の値段で4億〜5億円
直径6〜8cm 長さ地際1〜2mから12節まで、約4.5m
当時の価格は20cm1万本につき4円10銭 22〜28cm1万本につき5円50銭
この竹は肥料気の無い石英粗面岩の地質に生えたものが良く、施肥したものは材質が柔軟で炭繊を造ることは出来なかった。
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マダケ(ニガタケ)「真竹・呉竹・苦竹」 中国原産で古くに渡来し、東北地方以北以外に繁殖しています。 マダケは「真の竹」の意味です。 タケノコはモウソウチクより細いのですが、食用にします。 タケの皮は包みものに使用。 稈は強くて弾力があり、細工物や傘の骨に利用され、縮みが少ないので物差しには最適の材料とされています。 どの竹でもタケノコから成竹になるまでの生長は速いのですが、マダケでは一日に120cmも伸びた記録が残っています。 |
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