「木は神
の
」
「思いもよらない植物でも花粉症に?」
スギ花粉症は1963年栃木県の日光杉並木で東京は医科大学の斎藤助教授によって発見されました。
花粉症といえばスギの木ばかりが悪者にされていますが、ほかにもカモガヤ・
オオアワガエリ・
カラスムギ・
スズメノテッポウなどイネ科の雑草や、
ブタクサ・
ヨモギといったキク科の雑草の花粉が原因となる花粉症があります。
それ以外にも花粉アレルギーの原因となる植物の花粉は40種類もあるのです。
また、職業性花粉症といって職業として果物を栽培している農家の人たちは、
ビニールハウスの中などでイチゴ等の花粉と濃厚に接することによってアレルギーを起すことが多いのです。
これだけ解って頂ければスギも上機嫌になり、今まで悪者扱いされていましたが花粉を少なくし、スギ花粉が減るかもしれませんね。
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花粉症予防と治療
塩水で鼻腔の洗浄
200ccのぬるま湯に小匙1/2程度の塩を溶かして、家庭用の洗浄器に入れ、洗浄器のホースを鼻に入れて鼻の中を洗う2〜3回繰り返す。
ただし中耳炎になる可能性もあるので注意が必要。洗浄後小匙1杯のハチミツを塗ると鼻の通りが良くなる。
予防対策
@ レーザーで鼻の粘膜を固める。A スギのエキスを注射し、体を慣らす。 B 薬を飲む(効き目が顕れるまで7〜14日かかる)
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花粉症はスギの木だけが悪いんやないで!!!
| クスノキ(クス)「楠・樟」
クスノキ科の常緑高木。 |
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![]() 2001/05/27 観心寺で撮影 クスの花 |
「家康を助けたクスノキ」
浜松市の野口村八幡神社には「雲立の楠」と呼ばれるクスノキの大木があります。
幹周り13m、根元周囲14m高さ15mをはるかに超えており、根元には大きな穴が空いています。
1572年三方ケ原の合戦に敗れた家康は、唯独り白馬に跨って武田勢に追われて逃げていました。
神社に馬を乗り入れ「この苦難より救い給え」と念じたところ、目の前に大きな穴が空いている楠がそそり立っているではありませんか、
家康は馬に乗ったまま穴に飛び込みました。
いくら大きな穴といっても馬一頭がすっぽり入るわけがありません。尻尾が穴の外に出てしまいました。
偶然そこを通りかかった村人が尻尾が出ているのを見つけて自分の着ていた蓑で外から見えないように隠したのです。
家康が楠の中に隠れていることを知らない武田勢は馬を飛ばして楠の横を駆け抜けていきました。
家康は危ないところをこのクスノキによって助けられたのでした。
大変喜んだ家康は、村人に「何か欲しいものはないか」とた尋ねました。
すると村人は「おら、名字が欲しいずら」と恐る恐る答えたのです。
すると家康は「白い馬の尻尾を隠してくれたので『白尾』と名乗れ!」と名字を授けました。
この地方に白尾という姓を名乗る人が多いのは、この楠の穴で白馬の尻尾を隠したことに由来するのだそうです。
「クス学問」
江戸時代の狂言師大蔵虎明
が書き残した文章に「楠学問」という言葉が出てきます。
梅の木の枝は一年に一間(約2m)伸びますが、楠の枝は一寸(約3cm)しか伸びません。
しかし、大木になるのは楠の方だと、学問は梅の木の学問ではなく楠学問でなくてはならないと、
一度に伸びすぎて「出る杭は打たれる」の喩えのように伸びすぎた枝は切られてしまいます。
人生もクスに学ぶことが多いのではないでしょうか?
以前皇太子殿下の御成婚記念(1994/06/09)にクスノキを植栽したのですが、記念行事の後の懇親会で農林部長にどうして記念植樹にクスノキを植えるのかと聴かれました。
その時私は「クス学問」の話は知っていたのですが、大蔵虎明の名前が出てこなかったので返答のしようがなかったことを思い出しました。
クスノキを植えるクスノキに学べとはこういう事となんで〜す。
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オオアワガエリ 明治初期に牧草として輸入された、現在では各地に野生化している。
幹は高さ約1mぐらいになり、枝分かれしない。葉は長さ10cm〜16cm、幅1cm、細長く先は鋭く尖り、縁に細かい鋸歯がある。
夏に茎の先に淡緑色の円筒形の花穂をつける。牧草としてはチモシーという名前で知られ、芽生はキヌイトソウと呼び観賞用にされる。
カラスムギ 畑地、廃地などに生える。幹は高さ30cm〜80cmになり、初夏、幹の先端部に小さな穂を円錐状にまばらにつける。
小さな穂は長さ約2cmのツバメに似た形をしており緑色の2〜3個の小花をつける。烏の食べる麦の意からこの名がついた。ちゃひき。すずめむぎ。
スズメノテッポウ 各地の田野の湿地に生える。高さ20cm〜30cm。
葉は長さ3〜10cmの線形で白い粉を付け、春、茎の先に淡緑色の小な穂が集まった長さ約5cmの円柱形の花穂をつける。
やりくさ。すずめのやり。やりんぼ。すずめのまくら。ひよひよぐさ。
ブタクサ 北アメリカ原産で、明治初年頃渡来し、各地の荒地に生える。高さ約1m。全体に白い剛毛を密生。雌雄同株または異株。
夏、枝の先端にごく小さな淡緑色の頭花を長い穂状につける。ホッグウィード。
ヨモギ 本州・四国・九州の山野に普通に生える。高さ0.5m〜1m。葉や茎には芳香があり、よく分枝する。
葉は羽状に裂け、裏面に白い綿毛を密生する。秋、黄褐色の小さな頭状花を多数につける。葉はヨモギ餅を作るのに使用する。葉の裏の綿毛で「もぐさ」を作る。
カワラヨモギ、タカネヨモギ、クソニンジン、オトコヨモギ、イヌヨモギなど日本に30種ほどある。漢名、艾。もぐさ。もちぐさ。さしもぐさ。つくろいぐさ。
樟脳 クスノキの幹・根・葉を蒸留して、液を冷却させて作った防虫剤。
大蔵虎明 大蔵流 金春四郎次郎を祖とし、次代宇治弥太郎より大蔵姓となる。
