木は神


 ヒノキ「桧・檜・檜木」
 
ヒノキ科の常緑高木。

日本の特産種で関東以西の産地に多く植林されており、材が優れているので、建築・器具などの材料に使います。

には薬用があり、肝炎の治療や解熱剤として乾燥したを煎じて飲用します。
木曽・東濃等が有名です。

長崎県の木

2001/05/29 自宅のベランダから撮影

 

ヒノキの名の由来
 
    ヒノキ
には脂も多く、木の枝どうしが擦れ合って発火し、山火事を起しやすいので「火の木」と呼ばれていました。
この「火の木」ヒノキの名前に、また火を起すための「火切り」に用いられていたため(火木)の意味からヒノキの名前が付きました。
 

皮ぶきの屋が危機   
 
 日本の伝統建築皮ぶきの屋
が危機に立たされている。
 林業衰退などでヒノキが減り皮の入手が困難に、ヒノキの皮をはがす職人も高齢化しており、全国で20人ほどしかいない。
 京都 常寂光寺の国の重要文化財の皮ぶきの多宝塔の屋
に幅20cm長さ50cmの穴と直径30cmの穴が見つかった。
 この屋
を二つ葺き替えるのに、二千万円もの費用が必要。
 大報恩寺でも7、8年前から本道の屋
皮が腐り始めた。葺き替えて40年たって傷みが激しくなっているが、修理の時期は未だ決まっていない。

 皮に使われるヒノキの皮は丹波地方の皮が脂分が多く最適とされてきました。
原皮師(もとかわし):皮を剥がす職人も丹波地方に13人と岡山に数人程度。

皮屋
の葺き替えが必要なのは全国で7800m2 一方立木から採れる皮の量は1740m2/年

皮の確保には山林所有者の理解も必要だが、「
に傷がつく」「が日焼けして色が悪くなる」などの理由から皮を剥ぐことが嫌がられている。

日本の文化・の文化の2001年問題?

  

スギ「杉・椙」 

スギ科の常緑高木。

ヒノキと並んで最も多く栽培される林木で、建築用材を採るほか
や枝は山村の燃料や線香の原料として、
樹皮は屋
を葺く材料として利用されてきました。
尖った
には神が宿ると信じられ、家紋にも使われています。   
秋田・吉野・屋久等が有名です。 
      
秋田県の木(秋田スギ)・富山県の木(タテヤマスギ)・三重県の木(神宮スギ)
京都府の木(北山スギ) ・奈良県の木(吉野スギ)・高知県の木(ヤナセスギ

写真 下 スギの球果 2001/03/02自宅の庭で撮影
    上 スギ 2001/04/04 近所の山で撮影

「泣けた泣けた堪え切れずに泣けたっけ、あの女と別れた寂しさに
  山のカケスも鳴いていた、一本
の石の地蔵さんのよぉ村外れ!」


屋久は貨幣として使われた

鹿児島県屋久島に自生するスギ。特に樹齢千年以上のものの木をいう。樹高20メートル、直径1〜2メートルに達する。
良質で木目が細かく、装飾用に利用される。薩摩

屋久はほかのに比べ油分が6倍も多く含まれており、山で板に加工された平板は屋を葺く材料として使われた。
この平板は年貢に使われたほか、通貨としても通用し、100枚で米7合と交換できた。 

スギの木で酒樽を作るからなのか?神が降りて来ると信じられているからなのかは解りませんが、造り酒屋の軒下には目印としてを球状にしたスギ玉が釣り下げられています。 
   酒を仕込んだときに釣り下げ、最初は緑色をしていますが、茶色く色が変わった時は、酒が熟成したと言う目印にもなっています。 

スギの名の由来

スギの名前は「幹が真っ直ぐに伸びる」木と言う「スクキ」(直木)が訛って付けられました。
 


枯れたヒノキの木口に棒を当てて激しくもんで火を出すこと。

もみ錐型の「火錐」 
詳細については「木と火1」で紹介しています。

かけす【懸巣】   

カラス科の鳥。ハトよりやや小形。
全体ぶどう色で翼に白と藍との美しい斑がある。他の動物の音声や物音をまねることが巧み。
カシを好んで食ったり貯蔵したりするのでカシドリとも呼ばれています。



ウッドバーニング始めました。

Shuichi's MUSEUM 
バーニングアートの作品&バーニングの鳥たちをご覧下さい。

木は神 2