モルディブは、「インド洋に浮かぶ真珠の首飾り」と言われるように、いくつもの環礁で形成されており、空から見るとサンゴでできた白い砂浜によって、とてもきれいに見えます。モルディブ共和国はインドの左下に浮かぶ1190の島々からなる群島国家です。そのうち人がすんでいるのは199島で、その他の島は無人島です。総面積298km2で、人口は25万人の国です。ひとつひとつの島がとても小さくて海抜は最高地でもたった1.8mしかありません。世界の中でも大変小さな国モルディブですが、真っ青な海と、サンゴでできた真っ白な砂浜の美しさは、とても素晴しいものです。
モルディブマップ
モルディブ豆知識
モルディブで一番にぎわう街マーレ島
人口25万のうち約6万5千人が首都のマーレ島に集中しています。このマーレ島はモルデイブの中でもかなり大きな島ですが、それでも面積はわずか約4km2、1周歩いて約1時間半位です。マーレ島の人口密度は169250人で、世界一人口密度の高い都市と言われています。マーレが人口過密のため、フルマーレ島という新しい人工島の開発に取り組んでいます。
島の役割とマーレ
モルディブ共和国は島国であるため、一島一役が基本です。
島ごとに観光客が出入りするリゾート島と、国民が暮らす生活の島とに、はっきり区別されています。他にも、空港の島(フルレ島)、首都の島(マーレ島)、ごみの島(ティラフシ島)、石油タンクの島、缶詰工場の島、刑務所の島などがあります。
基本的に、私達観光客は、モルディブ国民の住む生活の島へは入ることはできませんし、モルディブ人はリゾート島に入ることができません。このことは、モルディブの宗教(イスラム教)と大きく関係しており、異文化が入ってこないようにしているのです。
それでも、首都のマーレ島だけは、観光客も出入りできます。しかし、イスラム教の教えに基づいて、女性が肌を露出するような服装は慎んだ方が良いでしょう(もちろん、リゾート島では構わないのですが…)。ぜひ、モルディブに行かれる際には、人々の深い信仰心や活気が感じられ、またイスラム教寺院が美しくそびえている首都マーレにも、行ってみてはいかがでしょうか?
現地の水事情
モルディブには、川や沼、湖などの地表の水はまったくなく、雨水が唯一の「水」です。だから、モルディブ人にとって雨は本当に天の恵み、貴重です。
首都マ―レに住むモルディブ人の一日のはじまりは、真水を汲みに行くことからはじまります。洗い物や掃除、トイレなど口に入らない水は、真水ではなく、海水を使っています(塩水の蛇口しかない)。私たちが日常当たり前のように使っている水も、ここモルディブでは高級品なのです。
ただ、私たち観光客が訪れるリゾート島では、水は使いたい放題です。各リゾートがお金をかけて、機械で塩水を真水に変えているのです。でも、やはりモルディブにいることを忘れずに、節約したいものですね。
モルディブ豆知識
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国名
モルディブ共和国 Republic of Maldives
位置
スリランカの南西675kmのインド洋上
面積
298km2(淡路島の約半分)
人口
約26万人 (99年)
言語
ディベヒ語(世界ではモルディブ民族のみが使用。アラビア語の影響を強く受けている。ディベヒとは、モルディブという意味。第二共用語は英語で、首都やリゾートでは充分通じる。)
宗教
イスラム教 (国民全員がイスラム教を信仰している。祝日は金曜日)
首都
Male(マーレ) (マーレ島は、世界一人口密度の高い島と言われている)
政治体制
共和制
元首
マウムーン・アブドゥル・ガユーム大統領 (20年近く大統領を務めている)
通貨
MRf(モルディブ ルフィア) (1MRf=約12円)
時差
日本より4時間遅い
気候
高温多湿の熱帯性、年間平均気温26〜33度、12〜3月は乾季、5〜10月は雨季
主要産業
漁業、観光(魚やその加工品以外のものは、ほとんど全てが海外から輸入されている。)
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