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自ビール作りを始めて間もないころ、北見市に住む友人を訪ね一緒に飲む機会がありまし
た。当地で地ビールをご馳走になったわけですが、更にお土産としてそのビールを頂きまし た。中身はエール、ピルスナー、ヴァイツェンの3種類です。前の2種類は良くろ過された透明 な液体でしたが、ヴァイツェンはビンの底に澱が沈んだ、いわゆる「濁りビール」でした。
私の浅はかな考えではありますが、透明なビールは酵母が取り除かれていて、スターターは
作られないが、濁りビールには酵母が生きた状態であり、スターターが作られるのではと思 い、作製に取りかかった次第です。以下に地ビールの澱を用いた、スターター作りの概要を示 します。
1.ドライモルトエキストラクト40g、ホップペレット5gを250mlの水で10分間煮込む。
2.500mlのペットボトルにこの溶液をいれ、35℃くらいに冷ます。
3.酵母の元として、地ビール「ヴァイツェン」の飲み残し(底の澱の部分)約80mlを2のボトル
に入れ、水を注ぎ全体を400mlにする。
4.ボトルの口にエアロックを装着し、20〜22℃の室内に置く。
以上が準備の段階までですが、ビール作りと同様雑菌の混入を防ぐため、器具の殺菌等に
は十分な注意をしました。ホップを入れたのは雑菌の繁殖を防ぐためであります。次にスター ター完成までの結果を示します。
以上がスターター作製の結果です。当初3月30日(日曜)にビールの仕込みをする予定でした
が、このスターターが使えると分かり、発酵の盛期に使用すべく、急遽予定を早め、3月29日に しました。これが自ビール第3作です(別ページ参照)。
不安な気持ちで始めたスターター作りでしたが、見事に成功しました。当初の予定では6時間
くらいで発酵開始と考えていましたが、24時間経っても発酵せず、少し不安になりました。この 原因は何だったのでしょうか。また、このスターターはリキッドイーストと同じ効力があるのでし ょうか。それはビールを飲んでみてからの、お楽しみということになります。更にもう1つの疑 問。本当に透明のビール(もちろん生ビールですが)から、スターターは作れないのでしょうか。 この点に関しては、先刻ご承知の方も多いと思いますが、いつか実験してみようと思っていま す。
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