サイフォン式水槽連結

 

右写真、左写真二つの水槽を連結したい。しかし、ガラス水槽なので感嘆には穴を開けることもできず、環境上オーバーフロー水槽にすることもできず大変困っておりました。
そこで、考えに考えた末、サイフォン式の連結を試してみる事にしました。しかしこの連結は大変危険を含んでいますので、試される方はご注意を・・・

 

原理は左の図のようになります。
水槽間に塩ビのパイプをコの字型に組んだ物を渡します。そのパイプから、空気を抜き出すためにエアチューブを取り付けます。パイプ側にはドリルで穴を開けエア-チューブ用のプラスチックジョイント(下写真)を取り付けてエアーチューブを取り付けます。途中に逆流防止弁を取り付けると空気を抜き取るときに便利です。
使い方はエアチューブから空気を吸出し塩ビパイプに水が満たされると、それぞれの水位が均一になるまでサイフォンの原理で水が行き来するというものです。
簡単な構造ですが、たった一つ気を付けなければならないことはすべての部分に空気が入り込まないようにしっかり接着する事。万一パイプの中に空気が入るとサイフォンが崩れ水は行き来しなくなります。

 

塩ビパイプにプラスチックジョイントを使いエアーチューブを取り付けました。 エアチューブの途中には逆流防止弁を取り付け空気の吸出しを簡単にしました。 これが全体写真ですが、最初は15Aのパイプに始まりだんだん大きくしていき最後は30Aで落ち着きました。

 

水槽の手前と奥に2本の塩ビパイプを取り付けました。 吸い込み口はエビが吸い込まれないように塩ビパイプを排水用ネットで巻き、さらにペットボトルにたくさん穴を開けたものを取り付けています。ゴミ詰まりも怖いので。

 

なぜ、今回このように連結する必要があったのかといいますと、1台のクーラーで2本の水槽を冷やしたいと考えたからでした。私の場合、このように左右の水槽(各60*30*30)を連結して右の水槽から外部濾過器で水をひっぱりクーラーを通して左水槽へ戻すというシステムにしています。ですから塩ビパイプに空気が入りサイフォンされなくなると左側の水槽から水が溢れ出して大惨事を巻き起こします。(笑) そこで、少しでも安全にするため、1本のパイプでサイフォンするにはどのくらいの太さが必要か色々試して見ました。結局落ち着いたのは30Aのパイプでした。このパイプのセットを2本取り付けることで、万一片方に空気が入りサイフォンされなくなっても、もう一本でまかなう事ができるようにしました。もうひとつ、安全のためにエアーチューブは逆止弁と塩ビパイプの間は透明の物としました。これは空気の入り具合が塩ビパイプの中は見えないため、このチューブで確認できるようにしました。
とにかく、この連結策は大変危険を伴います。試す方は自己責任において行ってください。また、「他にこんな方法があるよ」って方は是非とも教えてくださいね。安全にこしたことは無いですもんね。