2月28日 大滝山 一人
県境尾根歩きの一環として、R193香川・三木町、徳島脇町県境の金比羅神社から大滝山へのコースを歩く。
昨春神社裏に山路が有るのを確認していたが、その後のネット上でのYTさんやSさんの情報を追加で入手。往復7時間、昼食1時間計8時間と、行程を考え8
時から歩けるよう自宅を7時前に出発。恐らく雪はないだろうが念のため6本爪アイゼンやオーバー手袋・スパッツ等をザックに放り込む。
途中で食料を仕入れ神社前に車を止めると、神殿周りの整備の為地元の方達が集まっていた。歩き出すと「何処へ行くのだ?」「大滝山」「ここからは行けない
よ。もう一つ南の尾根だ」「ここから歩いた人がいるらしいのですが・・・」「この上には路はない。若い頃獅子舞で大滝山へ上がったのもあっちの尾根から
だ!」等々。
親切におそらく25000地形図の点線のルートを教えてくれているので、目の前で無視して歩きだすわけにはいかない。しばらく世間話をしたりして地元の方
達が神社前へ移動した隙?にこっそりと神社左手の小屋の裏から尾根へ上がる。(下山後、偶然神社近くの尾根におられたこの山林の持ち主の方に確認したが、
地形図上のルートは今は自然に帰っているらしい?とのこと)
最初は少し尾根左手を巻き気味に進みその後尾根へ乗ると、右手採石場の重機の音が聞こえだしてくる。

【尾根路】
樹林越しに途中の大相山が見えている。あすこまで上がれば、後は小さなアップダウンを繰り返しながら大滝山へ着く筈。落ち葉を踏み締めながら進むと、やが
て虎テープが付いている急坂へ。相栗峠から大滝山への登りにも似たような急坂があるがこちらの方が距離が長いだろう。それにしても、阿讃県境には「”超”
合理的な直線ルート」の多いこと。「斜面に一直線を引き、その直線を脇目もふらず歩く」コースがあちこちに。
ルート選定した方の「回り道をしない真面目な?性格」が出ているのだろうか?
数本の虎テープを過ぎ、少し進めば賑やかなテープが徳島・脇町、香川・塩江、三木町の三町境界を示している。

【三町境】
西へ少し進めば、刈り払われてはいるが周りの展望はほとんどない大相山山頂。ここまで2時間、遅い朝食&最初の休憩。三角点に腰をかけホットコーヒー&ア
ンパン。以前は食後に「一服」したものだが、今は飴へ変更中。
まだ半分も来ていないので早々と切り上げ、三町境へ戻り右手目的地方向へ向かう。ここからは右手塩江・左手脇町の広い歩きやすい県境尾根のアップダウン。

【尾根路】
しばらく進むと右手下に25000地形図に出ている粉谷の最奥の民家が樹林越しに見えてくる。畑には青い野菜?が少し見えている。

【民家】
途中の743mピークを過ぎると尾根路が直登と巻き路に別れている。直登ルートを地図で確認すれば、827m三角点の隣のピークへ上がる様子なので直進
し、少し下り登り返し樹林の中の三角点を踏む。

【827.4三角点】
小ピークへ引き返し、灌木の薄いところを下れば先ほどの巻き路へドッキング。ここからも何回かの小ピークのアップダウン。徐々に主尾根のアンテナが大きく
見えてくる。
最初は三桁の番号が打たれていた境界杭もこの辺りでは二桁と番号が小さくなってきている。やがて、NTT?パラボナアンテナの横へ飛び出し、少しで待望?
の車道へ到着。ここまで4時間、幸いにも今日は車は止まっていない。コンクリート道を横切り、向かいの斜面へ取り付き神社裏を通り最高点へ。
境界杭の番号は六を示していた。
山頂標識の無い最高地点を通り過ぎブナ峠へ。

【ブナ峠】
ここで今日始めての方と出逢い、挨拶を交わす。建物の影には少し雪が残っている、西照神社の神殿へお参りし、車道へ引き返し脇のベンチに腰をかけ今日2回
目の休憩。

【西照神社】
谷を挟み大相山が遙か彼方に見えている。あすこを越えて帰るの?と少々うんざり。が、歩かなければ帰れないので昼食は大相山で、と靴ひもを締め直し帰途に
付く。空腹で大相山への最後の登りが少しきつかったが、1時間強で大相山へ戻る。
腰を下ろし三角点をテーブル代わりの缶酎ハイ付きの豪勢?なランチタイム。

【大相山】
上空を見上げれば真っ青な空。アルコールも入り横になると眠り込みそうになる。一人のため寝過ごすと大変なので我慢し起きあがる。県境尾根歩きはこういう
風に何処でも登山道上で店開きをし、昼寝が可能な静かな「自然との触れ合い」コー
スが一杯。

【青空】
1時間の休憩タイムも終わりが近づき、渋々荷物を纏め帰途に付く。急斜面を滑り降り、落ち葉を踏みしめ16時金比羅神社へ無事帰着。

【金比羅神社】
登り4時間、下り2時間30分、頂上散策30分、昼休み1時間、計8時間の静かな尾根歩きでした。

今回の尾根歩きでやっと愛媛・香川県境のR11余木崎から、このR193中山峠につながった。
何時の日か引田の瀬戸内海へ下ってみたいが、ここから東は今のところ資料・情報もなく、しばらくはお預け状態。
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