4月17日 西熊山〜亀尻峠 一人
西熊山北尾根(東側)
昨秋には天候に恵まれずに、三嶺の姿を見ることが出来なかった。
今年は是非笹原の池(仮称 西熊の池)からの三嶺を見ようと出掛ける。
大歩危経由で西山林道へ入ると、途中の民家の桜は先週以上に開き満開。道端には黄色いヤマブキが。
資材置き場へ駐車し歩き出す。
天狗塚登山口には車が1台。そしてムササビさん(帰宅後ネットで判明)が。1月にも天狗峠への途中でお会いしているのだが、今回も挨拶を交わし別れた。
大きな名札でもしていなければお互いが解らない。
林道脇のミツマタは先週より更に花の数を増やし、フキノトウは大きく成長している。
作業道延長工事が行われている脇を抜け、間伐材が積み重なり歩き難い山仕事路を進む。
やがて久保谷東俣へ。沢の水で顔を洗い遅い朝食。

【久保谷東俣】
徒渉し適当に尾根へ取り付くと、昔の植林の飯場跡だろうかいろんなものが残っている。
コンクリート製の風呂桶も?
【風呂】
ここからは、最初は人工林、途中から灌木、そして背丈ほどの笹、最後は膝ほどの笹、とバラエティに富んだコースをひたすら獣道を追う。
次へ旨く繋がっている獣道、途中で不明確になりブッシュとぶつかる獣道、どちらを当てるかは運を天に任し歩くのみ。
やがて、1600m近くでは昨秋にあった鹿の寝床がそのまま空き家状態で残っている。
踏んでみればフワッーとする感覚。先週に見たのより居心地良さそうだが、家主さんはどうしたのだろうか?
【寝床】
更に少し上がり「鹿の運動場」で一休み。
物音を察したのか甲高い警戒音の後で一頭の鹿が15m程上を走り抜ける。
「OK」と合図を出したのか鳴き声が聞こえ、続いて3頭の鹿が順序よく走り抜けた。
3頭に走られると地響きがする感覚である。
もう森林限界は近いので、水・間食を補給し笹原へ抜ける。
左手に先週歩いた北西尾根&三嶺が見え始める。
やがて、待望の「西熊の池」へ。残念ながら規模が小さいため水面に三嶺を写すことは不可能。
【西熊の池】
最後は膝ほどの笹原を歩き縦走路へ。
やはり鹿の道よりも人間の道が格段に歩きやすい。
今日は時間も充分にあるので、牛の背経由亀尻峠目指すことに。
西熊は素通りでお亀岩のいつもの場所で掲示板へ書き込み。
更に進むと先週に見られた地蔵の頭への途中の雪もほとんどなくなっていた。
途中で西熊を天狗峠からピストンする方とすれ違う。
無人の天狗塚でお握りを一ヶ頬張る。天狗塚南尾根にも獣道が縦横に走っているのがよく見える。
天狗の池にはほとんど水は無し。写真だけ撮りそのまま先へ。
【天狗の池】
牛の背で掲示板に書き込もうとしたが、ネットに繋がらない。
あきらめ交差点へ。ここから天狗塚へお別れの挨拶。
1月・2月に天狗峠からあれほど苦労して歩いてきたコースも、雪がなければ鼻歌交じりで歩ける軽快さ。

天狗塚
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牛の背からの天狗塚
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ガスればこの辺りは進むべき方向が解らなくなる斜面を急降下。
樹林帯へ入り、そのまま峠目指して駆け下る。
途中のヌタ場には動物の新しい足跡が。
亀尻峠の「あごなし地蔵」には2月に供えた飴がそのまま残っていた。
袋に入っていれば動物達も相手にしないようだ。今日の無事を報告し、更に一ケ追加で供える。
掲示板へ書き込み、家へ「無事到着。今日出会ったのは人間二人、鹿四頭のみ」と報告。
後は作業道を適当にショートカットしながら西山林道へ下る。
林道脇には、朝には気が付かなかった「のれん状に花が繋がったもの」が。
車に戻り、小島峠経由で岩戸温泉へ直行。
出発5時10分、帰宅20時30分、15時間強の体力的には厳しい「お遊び」山歩き。
だが、笹原の二つの池を巡ることが出来、鹿とも出会えた「自然との触れ合い」の
一日でした。
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