エピソード3;高校受験の思ひ出
今日、我がY県では義務教育最後の関門である公立高校入試がおこなわれています。
私の県では、難関大学を目指す方々はランクが高〜い公立を受けるので、本日は人生を左右するとても大切な日です。
というわけで、中学3年生の方々は入試への不安なのか、ほとんどの人がピリピリしているのであります。
・・その一人が私の弟。
今日は朝早くから、電車を使って緊張しながら試験会場に向かったようです。
倍率は、ほぼ2倍に近い高倍率なのでかなり苦戦しそうです。
私は心の片隅でなんとか頑張ってほしいと思っています。
(ちなみにT校。弟は私よりもかなり頭がいいです。実力テストの点数は私の点数よりも50点以上高いです。でも脳は・・・)
そういえば、私も2年ほど前に現在通っている県立M高校の商業系学科を受験しました。
当時、私は高校を卒業したらすぐに就職しようとしていたので、検定がとれるので有利になるかなぁと思いこの学科を選びました。
(ネコから夏目さんとか新渡戸さんを食べられているので、いわゆる資金不足)
でも、今は進学希望なので少々親を困惑させている毎日です・・・・。
ともあれ、入試の数週間前の倍率発表が意外と高倍率だったので、かなりあせった記憶があります。
結局合格したのでよかったですけどね。
いま思い出すと、本当に懐かしい出来事でした。
・・・そう思うと同時に
涙を流さずにはいられない、この苦しい体験は二度としたくない!!マジで!!
と思うような、フランケンシュタインの怪物に匹敵するほど恐ろしい体験をしました。
・・・おそらく、同じクラスの皆様方はおそらく全然わからないはずです。
それもそのはずです。これは私の内面で密かに起こったキューバ危機なのです。
まあ、ここでズラズラと説明するとわかりにくいので当時を振り返って説明したいと思います。
〜西暦2002年3月11日〜
<AM7:00>
俺は率直に緊張していた。だれも思うことだが、とても不安だ。
もし落ちてしまったら、キリシタンに・・・。
そのことが俺に余計なことを考えさせ、一段とドキドキと心臓の鼓動がなる。
・・・とりあえず、朝食は食べられた。でも大きい排泄物は出せなかった。
まあ、いいか・・・・。
でも
そんな気持ちが大事故の元になるとは・・・
<AM8:30>
俺は県立M高校の試験会場に、何事もなくたどり着いた。
そして、すぐさまテストをおこなう教室に入った。
・・・しばらく教室や受験生を眺めながら座って待っていた。
その時、私は同じ学校の人を探していた・・・・
なぜ、このようなことをしたのか・・・
実は入試の前の日に中学校で受験学校ごとに分かれた説明会があったらしいが、その日に私はウイルスが原因で休んでしまった。
なので、一緒に受ける人は誰なのか一切わからなかった。そして、このような行動に踏み切った。
余談ではあるが、
惜しくも、そこで欠席していなかったら俺は皆勤賞を手にしていたはずである。
職員室で見つけた皆勤賞受賞者名簿にある俺の名前が、ピンクの蛍光ペンでグシャグシャとなぞられていた光景は今でも忘れられない。
そのおかげで私は今年の保健の課題授業で「どうしたら感染症にかからないのか」という項目を血眼になって調べたのは言うまでもない・・・・
<一時間目:国語>
最初の科目は国語。
当時、国語はだいたい得意だったのでスラスラと解いた。
さすがに古文のところはあまり書けなかったが、あのような英語よりも読み取るのが難しい文を簡単に解ける人はあまりいないはずだ。
また、作文は一応得意だったので楽勝だった。
私はその時、安心していた。
まるで、嵐の前兆のごとく・・・
<二時間目:数学>
うわー、キター・・・
私の一番不得意な教科である。
なぜ、不得意かというと私の応用力不足と計算速度の遅さで、白紙になってしまうところが多いからである。
(さっそく先日の学年末テストでそれをやってしまった・・・・。あの問題解けていたのに・・・)
加えて、中一の時の教師がこんなことをやったり、中二の時の教師が○○○しちゃったり・・・・
まあ、様々な原因が重なって数学が嫌いになったのです・・・・。
というわけで、入試本番でも白紙の部分が多数・・・・
少し冷や汗が流れる私。
それが原因で体のとある部分に刺激が・・・・
そして、これが。
テンペストの始まりでした・・・
<三時間目:社会>
うわぁぁぁぁぁぁ――、ヤベーよ腹が痛いよー
テスト前にそう思った。
具体的に説明すると、緊張が原因のゲ○である。
「おい、○○憲。人生を左右する大事な受験の日にゲ○かよ・・・」
私は自分にそのように言い聞かせた。
この時間は社会だった。
一番得意な教科だったので、テスト前は安心していた。
しかし、腹がとてもズキズキとするので本来の50%くらいの力しか出すことができなかった
私はかなりあせった。とてもあせった。
それが影響して、腹痛は悪化をたどる一方だった・・・・
<昼食>
現在、時々私の友人たちが2年前の入学試験の時の話をしていることがある。
私はあまり思い出したくないので黙って聞いている。
その話の中で「昼食のときはホントに静かだったなぁ・・・・」と誰かが言っていたような気がする。
・・・皆さんにとってはさぞやシーンとした雰囲気だったのでしょう。
しかし、私は
腹のギュルルルルルという音でとてもうるさかった。
まあ、その時「腹をこわしたときの音は他の人に聞こえない」というトリビアに気づいた・・・。
<死時間目:理科>
おなかがいたいよー、ウェーン
おなかがいたいよー、ウェーン
おなかがいたいよー、ウェーン
おなかがいたいよー、ウェーン
おなかがいたいよー、ウェーン
おなかがいたいよー、ウェーン
おなかがいたいよー、ウェーン
テスト前になんとかこう思った。
その時、壁に向かって腕立て伏せをしていた方を見かけて「本当に平和だな〜」と思った。
まあ、こっちは自分の腹と総動員で戦争中ですけどね・・・・。
四時間目は理科。
私は第二分野は得意だが、第一分野が少々危険である。
でも、それよりも腹が危険。顔の血液はかなり冷え、足がガクガクと震えるのがよくわかる。
それを切実に感じた私はますますあせる。すると、手がブルブルと震える。
もう、だめだぁぁぁぁ・・・
<HEAVEN or HELLな5時間目:英語>
もう爆発寸前の核爆弾を持っているようなものですよホントに。だからお願いだから誰か助けてー。もう、マジでヤベーよ、もれるよ、ああ限界だよ。ここで
大爆発されたら、みんなから白い目で見られるよ。入学式でみんなから指を指されるよ、あだ名が「ゲ○ちゃん」になるよ。つーかあだ名とか入学式とか考える前に、絶対に登校拒否になるよ、
絶対に学校に行けないよ。まじで、これが人生ですか?ひでーもんだよ。ああ、もうだめだ。
テスト前の休憩時間こう思っていたはずである。限界を突破していたのであまり覚えていない。
ただ、持ってきた参考書ではなくトイレのほうをずっと見ていたのはかなり覚えている。
そんな、人生の危機に瀕していた私の近くで入学試験なのもかかわらずヘラヘラとうるせー声で喋っていた二人組がいた。
その一人がでっかい声でこんなことを言っていた。
男:今日は鈴木ム○ヲの証人喚問の日だったよなー、あいつは圧力をかけていたからな、圧力。それにム○ヲハウスとかを作っていたらしーし。まあ、どうせ逮捕だな。がはははははははははははは。
私はその方々を見てすぐさまこう思った。
<わかりやすいイメージ図>

↓
(C) Sammy / ARC SYSTEM WORKS Co., Ltd.
↑の画像の転載はカンベン・・・・
明らかに遊びに、いや、修学旅行的な雰囲気であった。これは絶対に落ちると確信した。
まあ、敵が二人消えてよかったな〜と思った。
(ちなみに↑のことを言っていた人は何故か合格した。)
でも、例の腹痛があるので正直言ってうれしいとは思えなかった。
逆に人の不幸を喜んだのが災いしてか、腹にするどい激痛が走る。
まさに、地獄に落ちる寸前である。
そういうことで、テストは散々だった。
リスニングでは自分の腹の音がうるさくて、全く聞き取れなかったといっても過言ではない。
体の各所が震えて、ろくにシャーペンも持てなかったといっても過言ではない。
そして、ぶっちゃけ今にもナイアガラの滝のように出そうであった。
数時間も我慢していたので、体力の限界である。力が入りにくくなる。
マジで死にそうだった。
<死に物狂いの面接>
はっきりいって、覚えていない。中身を出さないようにただ耐えて耐えまくったことだけ覚えている。
言葉で表現することは、ブッシュとビンラディンが仲良くなるくらい難しいだろう。
それだけに、私の精神力、体力はともに限界を突破していた
<なんとか帰宅>
ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ
ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ
私は氾濫した河川の水の激流のごとく、すべてを出して出しまくった!!!
一気に天国に行った気分になった。
ああ、腹が痛くないというのはなんていい気分なのだろう・・・・。そう心の底から感じた。
よかった、地獄に落ちなくて。
<回想シーン終了>
その後、無事に合格して今のM高校で高校生活を送っているわけです。
でも、高校生でいられるのは残り1年。↑のような苦労を無駄にしないように精一杯残りの時間を頑張りたいと思います。
あと、試験の日は絶対にすべてを出してから挑もうと思っています。もう二度とこんな思いはしたくありませんから・・・
この物語はノンフィクションです。実際の人物、団体名とは一切関係あります。
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