
平成13年3月3日 山梨県中西部地震M4.0と大瀬崎電磁放射について
(1)平成13年3月3日 19時11分頃 山梨県中西部 北緯35.2 東経138.4 深さ20km (清水市北西約10km) においてM4.0の地震がありました。
(2)静岡県大瀬崎の観測点より 震央距離約30km 方位西北西の地震でした。大瀬崎では2月9日より東西方向を主方向とする電磁放射異常と垂直磁界からなる放射異常が発生しており、今日まで約3週間あまり継続しています。
(3)この3週間放射異常の強まりの中で、平常時の約10倍の突発的な放射上昇がおもに垂直磁界において2月24日と28、29日の両日にありました。垂直磁界の異常は放射源が数10kmと近いことを示します。
(4)大瀬崎の東側の観測点では異常がなかったことから、駿河湾北部地域に地殻異常が存在する可能があることを推測し、国の一部の研究機関にFAX報告を3日午後行いました。
(平成13年3月4日作成)
| 場所:大瀬崎 2月1日から3月3日までの1ヶ月間の電磁波データ |
東西磁界![]() 南北磁界 ![]() 垂直磁界 ![]() |
(5)下図は突発的な放射異常があった2月25日から3月3日までの1週間の垂直磁界異常を示します。スケールは上図の10倍(スケールが1Hzあたり10pTの磁束密度)となっています。
(6)さらに下図の3図は電磁放射の様態をよく見るため、6秒平均の観測データを放射のあった28日から1日毎に示します。ピーク値がほぼ合っていることは圧力による地殻の電気伝導度が変化できる範囲が限定されているためと考えております。なお、下図3図を除いて他の観測データは150秒平均値で表しています。
| 場所:大瀬崎 2月25日から3月3日までの1週間の電磁波データ |
垂直磁界 ![]() |
| 場所:大瀬崎 2月28日から3月3日まで1日毎の電磁波データ |
垂直磁界 2月28日 ![]() 垂直磁界 3月1日 ![]() 垂直磁界 3月2日 ![]() |
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