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平成13年6月28日 天竜川流域の地震M2.8と電磁放射 の考察について

 (1)平成13年6月28日11時30分ごろ、北緯34.87 東経137.82 深さ30kmでM2.8の軽微な地震がありました。またさきの6月22日には北緯35.26東経137.88深さ16kmでM2.6の地震があり、これらはいずれも天竜川にそう地震でした。これら以外にも6月23日M1.3, 6月24日M1.0, 6月25日M1.4, 6月27日M0.9,0.7 など軽微な地震が周辺で確認されています。
 (2)静岡県福田町で先月9日ごろより観測の223Hz垂直磁界で軽微な放射上昇がありました。6月22日ごろから7月2日ごろまでの10日間は継続して放射レベルの上昇が確認され、上記の地震活動との対応がみられました。
(3)7月
5日には、急に放射レベルが平常時の10倍程度まで急上昇しました。
(4)
深部観測用の17Hz観測センサーにも変化が現れており、223Hzと対応しています。このことは軽微ながら地殻の変化・活動が起き始めていることを示すものと見られます。
(5)
福田町の観測点は天竜海底谷の切れ込みの最も内陸に迫った位置にあり、電磁放射異常は駿河トラフから南海舟状海盆に至る海底地殻の歪・変化とも関連があるものと見られます。
(6)
先の中川根における一連の地震活動のあと御前崎の地下で始まった熱水・ガスの噴出活動は,さきに予想したように、この1ヶ月間近く継続しており、なお継続するものと見られます。
(7)
中川根の地震活動をよく反映した大井川の放射レベルはこの1ヶ月減少したものの、なお変動しながら継続しています。今回の福田町の放射は御前崎に続く第2の地殻活動の同時出現を意味するものであり、広域的な地殻活動が発現し始めている兆候の1つと見られます。
(8)
まだ放射レベルは弱く、東海地震に関連するとは考えられませんが、かなり先行する活動の1つである可能性があります。詳細は不明ですが、放射活動域の拡大や放射レベルの増大について今後の経過を観察する必要があります。

 静岡県福田町:13年6月7日から7月7日までの1ヶ月間の電磁波データ
223Hz
垂直磁界


 静岡県福田町:13年6月24日から7月7日までの2週間の電磁波データ
223Hz
垂直磁界


         静岡県福田町:13年7月6日 1日間の223Hz電磁波データ
223Hz
垂直磁界


           静岡県福田町:13年7月6日 1日間の17Hz電磁波データ
17Hz
垂直磁界




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