
平成 13年7月11日遠州灘地震と御前崎・福田 の電磁放射について
(1)平成13年7月11日10時47分ごろ遠州灘 北緯34.5 東経138.2 深さ30kmでM3.2の地震がありました。
(2)今回の震央は御前崎観測点より10数km南になります。中川根の一連の地震活動直後の6月3日より御前崎の南北磁界と垂直磁界で地下のガス熱水噴出活動と見られる電磁放射が始まり、南北方位の数10km圏内に活動があるものと推測され報告いたしました。今回の地震は丁度その当該域に当たります。
(3)11日の明けとともに御前崎の放射レベルが1段と強まり、放射変動が低いレベルに戻る間もなく高いレベルに推移しています。噴出エネルギーの高まりの中で地震が発生したことが判ります。
(4)噴出活動域と地震は場所的に遠く離れていないと推定されますが、同じ場所かどうかは今後の経過を見ないと判定できません。電磁放射の出現があることから、噴出場所は深さに関しては浅く、地震は30kmと深いことを示します。
(5)また、福田町でも約1週間前の5日ごろから放射レベルが約10倍に高まる電磁放射が出現しており、天竜海底谷につながる駿河トラフから南海舟状海盆に至る海底地殻に歪の高まりが存在している可能性を7月7日に報告いたしました。
(6)今回の地震の約8時間前に短時間(約15分)ながら福田町の垂直磁界に異常放射が現れており、福田町の周辺に地殻歪の変化が及んだ可能性を示しています。
(7)御前崎の放射はまだ続くものと見られます。それは地殻歪の存在と地殻の弱体化の進行を示すサインと見られます。福田町の放射についても地殻歪が西側へ拡大していることを示すサインとして今後の経過を見守りたいと考えます。
| 御前崎:平成13年6月11日から7月11日までの1ヶ月間の150秒平均電磁波データ |
東西磁界![]() 南北磁界 ![]() 垂直磁界 ![]() |
| 御前崎:平成13年7月5日から7月11日までの1週間の6秒平均電磁波データ |
東西磁界![]() 南北磁界 M3.2 ![]() 垂直磁界 ![]() |
| 御前崎:平成13年7月11日の1日間の6秒平均電磁波データ |
東西磁界![]() 南北磁界 M3.2 ![]() 垂直磁界 ![]() |
| 福田町:平成13年6月11日から7月11日までの1月間の150秒平均電磁波データ |
垂直磁界 M3.2 ![]() |
| 福田町:平成13年7月11日の1日間の6秒平均電磁波データ |
垂直磁界 ![]() |
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