
(1)平成12年8月18日に発生した高さ八千メートルの大噴煙を上げる噴火活動により、それまで不確定であった三宅島の地下火山活動の規模が無視できない規模であることが明らかとなり、全島民の避難が即時開始されました。
(2)御前崎の極超長波を用いた電磁波観測点では、同月の8月3日から4日にかけて神津島と新島の島間距離が1日の内に10cmも開くという驚くべき事象がGPSその他の観測で明らかにされましたが、それと同時に特異な電磁放射の出現を明確に検出することが出来ました。この電磁放射の記録は地震計の記録と対比して、本稿の「電磁波解析情報」欄に掲載されています。
(3)その後神津島と新島の島間距離は8月12‐13日頃には約40cmも拡大しましたが、先の3‐4日の島の移動時と同様の電磁放射が噴火の前1週間にわたり強く存続したことが確認できました。
(4)噴火活動に対しても大きな電磁放射が存在することが示され、今後の火山噴火活動の予測に対して電磁波放射活動の観測が有効であることがしめされました。また,雲仙普賢岳の噴火活動に対しても電磁放射がマグマドーム形成と対応して検出されました。
| 御前崎:平成12年7月25日から8月24日までの1ヶ月間の電磁波データと 伊東市宇佐美に設置した地震計で捕捉した地震との対応 |
| 223Hz 垂直磁界 神津島・新島間拡大 噴火 ![]() 地震計記録 (伊東市宇佐美 1ガル感度) ![]() |
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