
平成13年2月2日 神奈川県西部地震M4.4と電磁波放射の考察について
(1)平成13年2月2日8時10分ごろ神奈川県西部 北緯35.5 東経139.1 深さ10kmでM4.4の地震がありました。旧聞に属しますが、遅れていました報告をいたします。
(2)震央は道志川周辺で山中湖の東北約20km、また丹沢山地の北西の丹沢大山に当たり、過去にも20世紀に入ってから周辺でM5.5からM6.5の地震が多発しています。
(3)電磁波観測点で最も近接しているのは山中湖ですが、山中湖での観測によると、三宅島の(8月18日の)噴火活動後も9月10月とかえって著しく電磁放射活動が活発化し、2月2日の神奈川県西部地震ごろまで継続しました。9月10月における強い電磁放射は富士山で発生した低周波地震活動と関連するものと見られ、すでにこの同好会に報告しています。
(4)三宅島の噴火後に強まった電磁放射が収まる時点で神奈川県西部地震M4.4が発生しています。
(5)この地震の影響は駿河湾奥の沼津市大瀬崎、はしめ相模トラフに沿ういくつかの観測点にも見られ,伊東市宇佐美の観測点では、垂直磁界に地震の17日前から3日前まで地震特有の前兆電磁放射が明瞭に観測されました。
(6)三宅島の噴火活動や神津島ー新島間距離の拡大による地殻歪がその後プレート北端部の富士山周辺部に加わったと考えられ、それらの解放として富士山の低周波地震や神奈川県西部地震それに相模湾北側の伊東・大島周辺の地震活動が発生したと見ることが出来ます。
| 山中湖:平成12年12月18日から平成13年2月17日までの 2ヶ月間(上下2段)の電磁波データ |
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| 沼津市大瀬崎:平成13年1月7日から平成13年2月6日までの 1ヶ月間の電磁波データ |
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| 伊東市宇佐美:平成13年1月7日から平成13年2月6日までの 1ヶ月間の電磁波データ |
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