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平成13年7月17日静岡県御前崎・福田町の電磁放射状態の変化と
天竜川の軽微な地震について


(1)平成137111047分ごろ遠州灘 北緯34.5 東経138.2 深さ30kmM3.2の地震がありましたが、その直後から御前崎の放射が変化しました。また、福田町の電磁放射が増加して来ました。
(2)7月11日の地震の直後の12日間はガス・熱水の間欠的な噴出によると見られる電磁放射が止みましたが, 14日からは急なステップ状の変化を伴う放射に大きく様変わりしました。先に予想した噴射状態の変化が起きたわけです。

(3)電磁放射の様態変化から予想される事態の1つとしては、例えば以下のようです。地下でガス熱水が細い間隙を通して噴出上昇していたのが、高温高圧強酸性のガス熱水の通過により穴壁の岩体から金属イオンが離脱し弱体化しているところに地震によって間隙が大きくなり間欠周期が著しく長くなり間欠的でなくなったと考えられます。ガス熱水の通路が大きくなったと理解でき、日単位の周期に変化したと考えられます。地下のガス圧力には太陽活動によるとみられる大きな日変化がある様子が、雲仙の噴火活動でも観測されています。

(4)天竜川支流の大田川の福田町では、11日の遠州灘地震の5日前から放射が急に増しましたが、地震後も増加傾向が継続しています。
(5)天竜川流域でこのところ軽微な地震が発生しておりますが、天竜川に繋がる天竜海底谷でも地震の発生がみられ、天竜川に沿う地殻活動が高まってきているように見られます。
(6)軽微ながら電磁放射域が4月の地震以来大井川流域から御前崎さらに天竜川流域と西側に拡大している様子です。まだ放射も弱くすぐに大きな活動が予想される状況ではありませんが、ここ数ヶ月の経過に注意してどのような経過を辿るか見極めることが必要と考えられます。

御前崎:平成13年7月3日から7月16日間での2週間の電磁波データ
東西磁界  150秒データ


南北磁界
                                                     

垂直磁界


                    

御前崎:平成13年7月7日と7月16日における
電磁放射状態の変化を示すデータ
南北磁界 7月7日 6秒平均データ  10分程度の間欠放射が見られる


南北磁界 7月16日 6秒平均データ  10分程度の間欠放射が消えた


                    

福田町:平成13年6月16日から7月16日までの1ヶ月間の電磁波データ
垂直磁界  150秒データ
                                     



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