
平成13年7月25日から始まった大井川河口付近の微小地震と大井川の電磁放射について
(1)平成13年7月25日から始まった大井川河口付近の微小地震活動は30日午後4時までに35回にのぼった事が30日開かれた地震防災対策強化地域判定会委員打ち合わせ会で報告されたことが静岡新聞で報道された。28日未明に発生したM3.1の地震のほかは無感地震であり、震源の深さは約19km前後と推定されており,陸域のプレート内部で発生していると気象庁より報告されています。普段まとまった地震のないところであり、また震源がプレート境界に近いことも注目されています。
(2)大井川の電磁波観測では、7月19日の夜から平常時の10倍を超えるバースト的な電磁放射が急に発生し始め、それまでの緩やかな放射変動から急に放射状態が変わりました。7月26日まで1週間余り放射異常が継続したため、7月27日に国の機関に報告を上げました。またこの同好会には注目される電磁波変動として8月1日に報告しました。
(3)7月19日にはじまった放射は7月26日にはやや低減しましたが、7月末から8月4日にかけ再び放射が強まったため、8月5日に国に対し2回目の報告を行いました。8月10日現在なお放射は強く継続しており、しばらく継続しそうな様子です。今後の経過については不明ですが、1ヶ月以上電磁放射が継続する場合には、過去の大井川観測の例では本年4月3日に静岡県中部地震M5.1が発生した例があります。しかし、今回の放射はパターンも異なり、活動場所も中部から大井川河口に移っておりますので、同様の推測は出来ません。新たな事態として今後の放射活動の経過について注意が求められます。
| 静岡県大井川町:平成13年7月14日から27日および28日から8月10までの各2週間の電磁波データ |
| 極超長波帯17Hz 垂直磁界 ![]() 垂直磁界 ![]() |
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