
平成13年10月の福田町の電磁放射と天竜川・浜名湖周辺の地震活動について
(1)静岡県福田町(太田川)において、17Hz垂直磁界放射に軽微ながら10月6‐7日頃から12日まで減少傾向が見られ、12日昼前から上昇に転じ16日まで上昇が続いたことが検出されました。今まで変化の見られなかった観測点だけに注目されました。
(2)この間、浜岡のすぐ南沖においてM2.4や、天竜河口に近い海底谷でM1.2の軽微な地震が発生し、さらに天竜市でM1.6や浜名湖で10月11日13:38 34.683 137.56 深さ30km においてM3.8の地震が発生しました。また浜名湖のM3.8の地震直後に放射上昇に転じたことが見て取れます。さらに、10月15日23:37 34.697 137.854 深さ30kmにおいて軽微ながらM1.7の地震が観測点の北西7‐8kmの近くで発生し、約15時間後に上昇していた放射が解消しました。
(3)平成13年4月3日に発生し注目された静岡県中部地震M5.1を含んで平成13年2月より大井川・御前崎で約7ヶ月続いた異常な電磁放射が9月から10月初めに掛けて解消しましたが、その直後からはじまった今回の福田町での電磁放射変動であることが注目されました。この10月の地震活動は軽微でしたが、電磁放射に対応する地殻歪の移動があったとも見られる現象です。また、相模トラフや国府津・松田断層系においても、10月に大井川・御前崎で電磁放射活動の解消と同時に放射変動が発生し始め、同時に軽微な地震活動がはじまったことを報告いたしました。
(4)その後も軽微な放射変動が見られますので、今後の経過をみてゆく必要がありそうです。
| 静岡県福田町:平成13年10月1日から10月31日 までの1ヶ月間の電磁波データ |
福田町17Hz垂直磁界![]() |
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