
平成13年12月2日岩手県内陸南部M6.3の地震と全国規模の電磁放射について
(1)平成13年12月2日22時2分ごろ岩手県内陸南部北緯39.4 東経141.3 深さ130kmにおいてM6.3の地震が発生しました。
(2)平成13年11月6−8日にかけて全国的に検出される電磁放射が検出され、12日から東海道沖 深さ380kmM5.5
を初めとする潜りこむ太平洋プレート表面近くで青森県東方沖M4.6深さ60km、岩手県沖M5.1深さ50kmで地震が発生しましたこと,11月14日この欄で報告いたしました。
(3)その後も11月18日には択捉島 北緯44.2 東経148.2深さ40km M5.2、21日には浦河沖 北緯42.0 東経142.5深さ60km M5.0、22日釧路沖 北緯41.6 東経144.5 深さごく浅い個所でM5.0、11月26日には三陸沖 北緯39.1 東経143.9 深さごく浅い個所でM5.2 と矢継ぎ早にM5.0を超える地震が連続しました。また内陸に近づくようにも見られました。
(4)宮城県栗原郡若柳町(今回の地震の震央約80km南)において11月初めの6‐8日の全国的な放射を初めとして、この数日間は南北方向で強まる全国的な放射上昇が観測されていました。
(5)地震の震源は130kmと深く火山前線より少し手前であることから、太平洋プレート内部で発生したものと考えれます。したがって、直接強い検出はありませんでしたが、広い範囲で電磁放射上昇が観測されたものと見られます。
(6)11月初めから、東海道沖から特に北部太平洋岸に沿って太平洋プレートの地震が連続発生しており、活動的のように見られました。
(7)釧路の観測点で、この数日垂直磁界で異常放射が見られ今回の地震の数時間前に解消いたしました。垂直磁界の大きな異常は地表近い地殻の異常を示すと見られます。釧路での太平洋プレートは深さ80‐90kmにありますが、太平洋プレートに沿う歪応力が存在しており、その影響が釧路近くで垂直磁界異常が検出された可能性が考えられます。岩手県の震源域で応力解放があり釧路の異常も解消した可能性が考えられます。
(8)全国的な電磁放射はこれらの太平洋プレートでの一連の地震の前兆的な放射であった可能性が考えられます。
| 場所:宮城県若柳町 平成13年11月2日から12月2日までの1か月間のデータ 223Hz,150秒平均値 |
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