
平成13年12月20,23,25日三河湾と伊勢湾周辺の地震と南濃町における電磁放射について(H13.12.26)
(1)平成13年12月20日13時24分ごろ三河湾 北緯34.7 東経137.1(渥美付近)深さ10kmにおいてM3.4の地震があり,12月23日11時15分ごろには愛知県西部 北緯34.9 東経136.9
深さ20kmにおいてM2.7の地震、また12月25日20時10分ごろには三河湾の同地域 北緯34.7 東経137.1深さ10kmにおいてM3.6地震がありました。
(2)約1ヶ月前の平成13年11月17日午前5時34分ごろ、遠州灘(伊良湖水道、今回の地震の南西約10km) 北緯34.6 東経137.0 深さ30kmにおいてM4.0の地震がありました。
この地震は潜り込むフィリピン海プレートの地震でしたが今回の地震は上部地殻内で発生したと見られます。
(3)三河湾と伊勢湾周辺で規模は小さいながら最近連続して地震が発生しているように見られます。歪応力の高まりがあるのかもしれません。三河湾から伊勢湾にかけての地域は東海地震の前兆地震としてM6
クラスの地震が発生する可能性を地震学者らが指摘している地域でもあり、今後の経過を注目したいと思います。
(4)この地域における電磁波観測点は伊勢湾北西の南濃町が唯一の観測点であり、距離的には約80km離れていますが、海底断層構造がほぼ連続していると見られ、先の遠州灘の地震の場合と同様に今回の12月20日,23日、25日の地震の前に軽微な放射異常が垂直磁界で観測されています。
観測点が三河湾周辺にないため詳細な分析は困難ですので観測網の整備を期待しています。
(5)なお、南濃町の観測データに見るごとく、平成13年11月終わりから12月初めにかけて中部から関東にかけて広域的な軽微な放射が観測されました。その直後の12月3日17時58分ごろ駿河湾焼津沖付近でM3.0 深さ12kmの地震があり、
あわせて7つの地震がほぼ同地域で連続しました。この地域の地震としては1997年7月2日のM3.0 深さ24km以来約3年半ぶりとなります。また、続いて12月4日の夕刻から5日にかけて相模湾の伊東市宇佐美地区において軽微な地震が18回観測されています。
(6)平成13年2月下旬より約7ヶ月続いた、静岡県中部の地震活動に前駆した電磁放射異常(大井川・御前崎)は10月初め解消しました。それから12月末現在再発の様子は見られません。半年後ぐらいに再発するのか、または放射異常域が移動するのか予断は許しませんが、限られた観測網ではありますが今後の経過を注意深く追跡したいと考えます。
| 場所:岐阜県南濃町 平成13年11月25日から12月25日までの 1ヶ月間の極超長波223Hzの観測データ |
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