
平成14年2月11日千葉東方沖から12日茨木県沖、14日青森県沖と太平洋東岸沿いの地震活動と
北海道釧路の垂直磁界放射異常と太平洋プレートの深い地震との関連について(H14.2.15)
(1)北海道釧路において、この1ヶ月に3回(岩手内陸南部M6.3三宅島近海M4.7、大島近海M4.3)垂直磁界の異常放射が検出され、その後に地震の発生がありました。また2月に入り、2月7日には前3回と同様の垂直磁界のステップ状の変化が6時間ほど見られました。
(2)また、2月7日ごろから全国的な放射が関西から東北日本の広い範囲で見られる事から、前回の釧路の放射の場合と同様に太平洋プレートの活動による電磁放射である可能性が推測されました。このため、関係機関に対して2月8日以下のような報告を行いました.
(3)「釧路での垂直磁界の放射異常のほか、川奈崎でも先の三宅島近海地震のときと同様の電磁放射が見られますので、東日本沿岸部はじめ三宅島、大島近海あたりの地震活動がある可能性が考えられます。規模としては放射強度からして前回に近いM5前後と見られます。」ほぼ事実に近い予想であったことが以下のように知られます。
(4)平成14年2月10日午前1時56分ごろ宗谷海峡 北緯46.2 東経143.1 深さ330kmでM5.6、2月11日午前4時8分ごろ千葉東方沖
北緯35.6 東経140.8 深さ70kmにおいてM4.1、同2月11日午前10時10分ごろ茨城県沖北緯35.8 東経141.2 深さ50kmにおいてM5.2、2月12日には再び茨城県沖北緯36.6 東経141.0 深さ40kmにおいてM5.5、2月13日18時54分ごろ宮城県北部 北緯38.8 東経141.1 深さ10kmにおいてM4.3、2月14日10時12分ごろ青森県東方沖 北緯41.5 東経142.1 深さ60kmにおいてM5.2と毎日のように太平洋沿岸部においてM5を超える地震が発生しました。
(5)なお、2月8日には当初の予想地域である三宅島周辺で活動が始まりました。8日午前7時13分ごろ新島・神津島でM3.1、同日23時丁度ごろ三宅島近海でM2.2、2月10日には15時33分ごろ三宅島近海でM2.3、同15時42分ごろ同じく三宅島近海でM2.4,また16時18分ごろ三宅島近海でM2.4,同16時53分ごろM2.4と軽微ながら三宅島近海での地震活動が続きました。11日からは千葉東方沖で地震が起き、12日にかけて茨城県沖、さらに13日には宮城県北部(内陸地震)続いて14日には青森県東方沖と東日本海岸部を地震が太平洋プレート境界に沿って北上してゆきました。
| 場所:北海道釧路 平成14年1月15日から2月14日までの1か月間のデータ 223Hz,150秒平均値 |
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