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 平成14年2月22日岩手県内陸南部地震M3.4と
若柳町前兆電磁放射について(H14.2.23)

(1)平成14年2月22日22時56分頃岩手県内陸南部 北緯38.8 東経141.2 深さ10kmにおいてM3.4の地震がありました。

(2)この地震は10日ほど前の2月13日18時54分頃、宮城県北部 北緯38.8 東経141.1 深さ10kmにおいて発生したM4.3の地震と関連性があるのでないかと考えられます。その根拠として、宮城県北部の地震と同じ深さで震央の距離がほぼ東に約9kmずれただけです。加えて、先の報告のように、若柳町の垂直磁界に地殻のクリープ、スリップを示すと見られる電磁放射が宮城地震の直前から発生し始め現在もなお継続していることがあげられます。また、水平磁界(東西)の上昇も軽微ながら継続しています。

(3)観測点の若柳町は今回の地震から約5km南西にあり、13日の宮城県北部地震からは約6km東南にあたりますので、丁度中間に位置して南数kmの至近距離で観測していることになります。東西方向に歪応力が作用しているとみられ、先に微小クリープ等が発生している可能性を指摘しましたが、今回の地震でほぼ確実視されるのでないかと考えます。

(4)今後の経過については予測出来ませんが、歪応力が継続し電磁放射が強くなるようですと警戒が求められます。この地域は、若柳町南5−10kmの伊豆沼、長沼西方を震源とする1900年宮城県北部地震M7.0や、1962年宮城県北部地震M6.5、1974年宮城県北部地震M4.7を経験した地域であり、今回の地震活動は目下軽微ながら先の地震活動と東北東20kmの至近距離であり、注意が求められそうです。

  場所:宮城県若柳町 平成14年1月16日から2月15日までの1ヶ月間のデータ
      223Hz,150秒平均値






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宮城県若柳町 電磁放射データ
平成14年1月23日から14年2月22日までの1ヶ月間




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