
(1)平成15年12月27日17時5分頃愛知県東部(N34.9 E137.5 深さ30Km)においてM3.2の地震がありました。また、12月30日12時9分頃長野県中部(N36.2 E137.6 深さ10Km)においてM3.5の地震がありました。
(2)開田高原の電磁放射が12月22-23日頃から上昇し現在も継続中です。開田高原の放射は中部地域の地殻活動とよく対応していることを見てきました。
(3)12月27日愛知県東部の新城市周辺深さ30KmでM3.2の地震がありましたが、フィリピン海プレートと関連のある深さであり規模は大きくはありませんが注目されます。このあたりは浜名湖にも近くプレートが2000年中頃から3年余りスリップを起していることでも注目されています。また中央構造線の上にあり、中部地域の地殻歪と関連しているとみられます。
(4)長野県中部の地震は観測点の北約30Kmの安房峠、梓川周辺の断層で起きています。1903年に今回の地震の近く(N36.2 E137.5)でM5.5の地震が起きています。
(5)12月29日には少し離れていますが、新潟県沖で地震M4.7が発生しており、開田高原の電磁放射が対応しいるよう見られます。長野県中部地震と断層の走行筋やひずみが関連するかも知れません。中部地域の広い範囲で地殻歪があり地震や電磁放射異常が起きている可能性があります。
(6)また、前兆放射ではなく、地震当日の電磁放射と地震との対応関係を調べました。新潟県沖の地震では地殻圧力(歪)が開田高原にも現れていることがわかります。また、愛知県東部の地震では地震の数時間前に地殻歪の変化が見られ、地震の発生との関連が考えられます。また、長野県中部の地震では地震後に新たな歪が発生している様子が見られます。
(7)開田高原の放射上昇は継続しており、今後の経過を見る必要がありそうです。
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