
(1)平成16年1月6日14時50分頃三重県熊野灘(N34.2 E136.7 深さ40Km)においてM5.2の地震がありました。
(2)M5クラスの地震の発生は、平成15年1月19日東海道沖(N33.9 E137.3 深さ40Km)においてM5.1があり、また15年2月4日ほぼ同じ場所で深発地震(390km)M5.1の2つがあります。それ以来約1年ぶりの発生です。これらの地震は東南海地震の発生予想域に近い活動であり注目されます。
(3)今回の地震は伊勢志摩国立公園の5ヶ所湾沖でした。また深さ40Kmは潜り込むフィリピン海プレート上面25Kmよりも深くプレートの下部で発生しており、陸プレートとの界面の地震ではありませんでした。
(4)東海道沖を東西に走る南海トラフの北上による歪に関わる地震と見られます。大井川の17Hz深度観測センサーにこの3ヶ月間放射異常が観測されています。規模のあるトラフの活動を反映してか長期間の放射異常が見られます。
(5)東海道沖の歪に敏感に反応する開田高原223Hz垂直磁界でもこの2週間放射上昇が続き、16年早々より中部地域で広くM3クラスの軽微な地震が連続し、中部地域一体に地殻歪が存在するものと見られ注目していました。本報告H16.1.1, H16.1.3, H16.1.5。
(6)平成16年1月5日16時20分頃愛知県春日井市中部大学より見て西方から東南方向にかけて緩やかなS時カーブを描く強くはっきりした筋状の地震雲を観測しました。また、6日にも午前9時過ぎから11時頃まで南方に数条の地震雲が見られました。
(6)なお、まだ放射も強く今後の経過を見てゆく必要がありそうです。
| 長野県大井川町の223Hz平成12月6日から16年1月5日までの1ヶ月間の垂直磁界放射および平成15年10月5日から16年1月5日までの3ヶ月間の 静岡県大井川町の17Hz垂直磁界放射 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 前のページへ戻る |
