
(1)平成16年1月11日16時57分頃長野県中部(N36.4 E138.0 深さ10Km)においてM3.9の地震がありました。また11日20時45分頃長野県南部(N35.9
E137.5 深さ 10km)でM3.2の地震がありました。
(2)震央は糸魚川−静岡構造線のすぐ東に沿って北に伸びる筑摩山地の本城周辺でした。歴史的にこの周辺では地震が起きておリ、1918年11月11日に被害地震である大町地震M6.5が起きています。
(3)また長野県南部の地震は御岳山の北すぐ近くで起きており、開田村の観測点からは10Km圏でした。長野県中部の地震の筑摩山地とは1本西側の飛騨山地南部の地震でした。
(4)長野中部地震の観測点は茅野市が約50Kmと最も近く、糸井川−静岡構造線の殆ど直上にあります。このため、断層を流れる各種電流のため観測雑音は通常の4−5倍あります。それでも、数日前から放射上昇が見られました。規模と距離の割に放射レベルがあり、構造線が放射異常の検出に寄与していると見られます。また地震当日の放射を見ると、地震と同期して放射上昇分が減少しており、長野中部地震の放射であったことが伺えます。
(5)長野県南部の地震の観測点は開田高原のほか、岐阜県付知村が約30Km南にあります。約1週間前から放射上昇が見られました。
(6)また、1月11日は午前11時過ぎから夕刻まで春日井、多治見より御嶽山と恵那山の中間をとうして奥の諏訪湖、茅野方面に筋雲多数が観察されました。また、西の方向にも別の片側カーテン状の雲や筋雲が見られました。1月9日と10日にも北の方向と、遠い南の方向で東西に伸びる地震雲が多数見られました。9日の新潟県中越地震や、11日の長野県中部や長野県南部の地震との関連が予想されます。また西、南の方面からの出現も多く気になります。
(7)中部地域で軽微ながら活発な地震活動が継続しています。まだ放射も岐阜県白川村で強く、今後の経過を見てゆく必要がありそうです。
| 岐阜県付知町の223Hz平成15年12月12日から16年1月11日までの1ヶ月間の垂直磁界および長野県茅野市223Hz地震当日、地震前2週間の垂直磁界、および長野県開田村平成15年12月5日から16年1月11日までの1ヶ月間の 長野県開田村の223Hz垂直磁界 ![]() ![]() ![]() ![]() 以下H16.1.6報告関連データ再掲 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 前のページへ戻る |
