
千葉県市原市の放射と関東東方沖地震M6.6について(16.5.30)
(1)平成16年5月30日午前5時56分頃関東東方沖(N34.1 E142.1 深さ20km)でM6.6の地震が発生しました。
(2)震央は日本海溝から相模トラフが分岐する周辺で発生しており、注意すべき場所の地震と見られます。また、太平洋プレートがもぐりこみ始める海溝の地震でした。幸い約300km離れているため本土には大きな震度を及ぼすことはありませんでした。
(3)5月29日に発生した福島県沖地震M5.9の17時間後の事であり、この10日間余りプレート境界での地震が福島・茨城・千葉・房総と継続しており、房総から相模・丹沢への今後の影響を注意して見てゆく必要がありそうです。
(4)千葉県市原市における電磁放射活動がこの半月程活発化しており、5月27日に太平洋プレート境界での地震活動の活発化の可能性を報告いたしましたが、この数日の地震活動はその可能性を裏付けているようです。
(5)震源域から放射される電磁波はほぼ南東方向から約300km伝搬して観測されたことになりますが、南北方位と東西方位(南北が強い。垂直磁界は大地による減衰のため離れた地震に対しては反応が弱い)が5月20日頃より急上昇し、22−24日にバースト状の強い放射があり、また28日夜半から強い放射が出現しています。
(6)強い海溝型の地震は周辺(数100km圏)の地震と群れでやってくることを示す1例です。最近の地震学でも地震の相互関連が話題になりつつあります。また、電磁放射はM7前後の強い近接(数100km圏)の海溝地震の発生1週間ほど前から強まることを示す1例でもあります。電磁放射観測の有効性を示す事例でもあります。
(7)なお現在放射が強い状況ですので、今後1−2ヶ月間の経過と周辺地域への影響を注意深く見て行く必要がありそうです。
| 千葉県市原市 平成16年4月29日から16年5月29日までの 1ヶ月間の電磁波データ |
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