
(1)長野県開田村の電磁放射活動はこの1ヶ月間盛んで、なお活発に推移しています。
(2)この間、@9月1日に浅間山が噴火し、A9月5日東海道沖M7.4が発生し、B9月7日8日の2日間に新潟県中越地方においてM3−4の地震が6個発生し、C9月9日には観測点に近い長野県飯田市周辺で地震が散発し、D浅間山の噴火活動が活発化と減少の消長を繰り返す状況になっています。
(3)開田高原の電磁放射は過去において東海地域の地震活動をよく反映することを見てきました。その原因の推定として、御岳山の手前でフィリピン海プレートが御岳山の地下で遮られ急激に沈降している事実と関連するのでないかと考えています。すなわち、開田高原の地下ではフィリピン海プレートの歪応力が機械的な変形のため増幅され、地殻の電気的性質も大きく変化し、電磁放射現象も顕著に発生するのでないかと考えています。
(4)開田高原の放射には上記(2)の5つの最近のイベントがそれぞれ表現されている可能性があります。浅間山の噴火活動の消長と、電磁放射がはっきりと増減するタイミングが合っているように見られます。
(5)なお、放射活動は強く、今後の経過を見てゆきたいと考えます。
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