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新潟県中越地方小千谷の地震と新潟県笹神村の電磁放射について(16.10.28)

(1)平成16年10月23日午後5時56分頃新潟県中越地方小千谷でM6.8(深さ13km)の強い地震があり、震度6強を観測しました。その後、悲惨な被害状況が次々と明らかになり、亡くなられました方々のご冥福と、罹災されました方々の1日も早い復興を祈念いたします。

(2)平成16年10月27日10時40分頃新潟県中越地方(N37.3 E139.0 深さ10km)で強い余震M6.0があり、震度6弱を感じました。依然強い余震活動が継続していますが、電磁放射はこのところ減少傾向が見えるようです。なお、今後の経過に注意が必要です。

(3)観測点の笹神村は震央の北東約70kmにあり、最近1ヶ月間に放射異常を検出いたしましたが、地震規模の割に放射の検出が弱いのが今回の地震の特徴です。

(4)この原因として、震源が浅かったこと、地表がかっての海底の厚い堆積層から成っており南北のプレートの圧力で褶曲した地形であることと関係していると考えられます。すなわち、電気を通しやすい堆積層が地下破壊断層面上に厚くかぶさっているため、発生した電磁気が地表から放射され難かったと見られます。

(5)小千谷では平成10年2月21日、冬季オリンピック期間中にM5.0の地震が発生し外国の選手達を驚かせました。規模は小さいながら、今回よりも強い電磁放射が約2週間前から観測され、周辺観測点から放射方位を推定し、震源域規模等を約2日前に推定し関係研究者や機関等に報告いたしました(本ホームページ「電磁波と地震の前兆現象について」図10,11参照)。

(6)今回の電磁放射が弱いことに関しましては、平成10年の破壊断層面が今回も関連したため古い断層面からの電気エネルギーの発生が弱かった。また、7月12日の雷による大洪水やその後の度重なる台風の雨量により、地表の電気伝導度が高くなり地下からの電気が地表に達するまでに減衰したなどが考えられますが詳細は不明です。

(7)電磁放射は減少傾向ですが、なお今後の活動に注意が必要です。

平成16年9月27日から16年10月27日までの
1ヶ月間の電磁放射データ








以下H16.10.25報告関連データ再掲









以下H16.7.15報告関連データ再掲







以下H16.3.17報告関連データ再掲


    

                      




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