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神奈川県大井町の放射と新潟県中越地方の地震活動について(H16.10.29)

(1)神奈川県大井町では、9月5日紀伊半島沖M6.9、東海道沖地震M7.4の直後から約1週間後に放射上昇が観測されました。その後も、9月29日より大きな放射変動が観測され、約10日間継続し、新潟中越地震の1日前に低減し10月23日の地震となりました。なお、余震活動が継続していますが10月25日からは電磁放射の低減傾向が見えます。

(2)神奈川県大井町の放射変動が今回の新潟県中越地方の地震活動とよく対応することが明らかになりました。強い電磁放射が約10日間継続し、低減後1日して中越地方の地震となりましたが、直下型地震の放射異常でよく見られるパターンです。また、強い余震活動がありましたが、25日頃より放射は低減傾向です。この低減傾向は新潟県笹神村の観測点でも見られています(10月28日本欄参照)。

(3)観測点の大井町は国府津・松田断層系にあり、フィリピン海プレートの東縁が相模トラフであり、国府津・松田断層系につながっています。このため、紀伊半島沖や東海道沖地震の影響が大井町の電磁放射に及ぶことが考えられます。また、国府津・松田断層系は北東の北米陸プレートとの境界でもあります。このため、新潟県中越地域の地殻変動はすぐ西を南北に走るフォッサマグナを経由し国府津・松田断層系に伝達されることになります。

(4)国府津・松田断層系に近い観測点の放射異常は9月5日の紀伊半島沖・東海道沖、および10月23日の新潟中越地方の地震活動と調和的であり、フィリピン海プレート、北米プレート間の歪の伝達によってよく理解できることが示されました。

(5)なお、今後の経過について注目してゆきたいと考えます。


 平成16年9月28日から16年10月28日までの1ヶ月間の
大井町における223Hz 磁界放射




以下H16.10.17報告関連データ再掲








以下H16.9.24報告関連データ再掲



以下H16.9.18報告関連データ再掲



以下H16.9.16報告関連データ再掲




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