
(1)平成16年12月2日20時20分頃兵庫県北部(N35.5 E134.5 深さ10km)でM2.8の地震が発生し、12月3日午前1時49分頃同地点でM2.8、同日午前6時11分頃同地点でM3.5、同日午前7時2分頃同地点でM2.8の地震が発生し、軽微な地震が続いています。
(2)京都市北部の電磁放射はその後低減していますが、12月1日の京都府南部M4.1に引き続く兵庫県北部の活動として注目されます。
(3)今回の兵庫県北部地震の震央と京都府南部とはほぼ直線状の断層線で断続的でつながっており、11月末の兵庫県南東部から京都府南部、大阪府北部の地震活動とは直交(共役)しています。このことから、2つの地震活動は独立ではなく東西・南北方向の歪応力が関西地区に広くかかっていることが考えられます。
(4)今回の兵庫県北部の活動域は1943年9月10日に起きた鳥取地震M7.2の震央とも約40kmと近接しています。その1年後の1944年12月7日には東南海(東海道沖)地震M7.9が発生しています。
(5)本年9月5日の紀伊半島沖地震M6.9、東海道沖地震M7.4など東南海地震が懸念されるなか、京阪神から関西西北部にいたる断層で歪が存在していると考えます。
(6)東海・東南海海溝巨大地震が近接するにつけ、内陸部の歪も高まり、内陸部の被害地震が発生する危険性も増してきています。今後の経過に注意してゆく必要がありそうです。
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