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長崎県千々石町の放射再発と九州東南部の活動について(17.3.23)

(1)平成17年3月20日午前10時53分頃福岡県西方沖(N33.9 E130.2 深さ9km)でM7.0の地震があり、玄海島で大きな被害が発生しました。

(2)千々石町南北磁界のバースト状放射が再び3月22日に発生しました(上段、中段)。20日の地震の3日前に発生したのと同様に短い半日足らずのバースト的な放射です。福岡県西方沖の震央から観測点まで南に水平伝搬したものと考えています。なお、今回は前回よりも弱く感じられます。

(3)また一方、20日の地震後南北磁界においてバーストを除いたベースの変動揺らぎや放射レベルが高くなっていることがわかります。この放射は北の福岡県西方沖からやってきたものでなく、より広い地域の放射による可能性があります。対応するように、大分県中部で23日早朝軽微な地震があり、15時には日向灘でM4.0が発生しています。

(4)観測点の千々石町は東西に走る千々石断層帯にあり、九州の広い範囲の地殻ひずみ応力を裂けた断層が敏感に受け止めると考えられます。観測点に届いたひずみ応力に起因する微弱な地電流変化を垂直磁界変動(下段)として検出します。垂直磁界異常は南北磁界よりも早くから出現しており、約1ヶ月間継続しています。特に九州地域で3月6日ごろからひずみ応力が高まっていた可能性があります。

(5)以上より、今後の余震活動のほか、九州東部・東南部など広く注意が求められそうです。


長崎県千々石町 平成17年2月17日から1ヶ月間、
および17年3月13日からの
1週間の電磁放射データ











以下H17.3.20報告関連データ再掲










以下H16.5.25報告関連データ再掲






以下H16.5.23報告関連データ再掲



以下H16.5.14報告関連データ再掲




以下H16.5.2報告関連データ再掲




    

                      




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