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岐阜県付知町の放射と岐阜県美濃中西部地震について(17.6.24)

(1)6月20日14時4分頃岐阜県美濃中西部(N35.7 136.9 深さ10km)でM4.5の地震がありました。

(2)観測点の付知町から震央は西方約50kmでした。

(3)距離が50kmとありますが、水平南北磁界のほか東西、垂直磁界を含め地震当日にバースト状の放射が極めて顕著に出現しました。

(4)その原因として考えられることは、大きな阿寺断層の共役断層がいくつも枝状に西方向に伸びており、それらが付知町と震源域をつなぐ電線の役割を果たしている可能性を考えています。断層には水分が多く含まれています。

(5)あたかも10km圏の直近で観測したような放射異常波形が観測されました。地震の6時間前から放射が低減し(地震の前の静穏化現象)、この間に岩盤の破壊を示すような鋭いパルス状の放射が1時間半あり、その後1−2時間してほぼ連続する放射が発生・増加してゆき地震の直前約1時間に最大に達し、地震の発生となりました。

(6)地震直前の連続的な放射は岩盤の破棄(機械的な破壊のほか局所融解を含む岩盤の相転移破壊を考えます)によって生じた熱水・ガス・融解マグマが流動し断層に貫入上昇し、電磁化学的な電荷生成による帯電放電が起きたことを示すと理解しています。従来、観測事実から報告提案している地震発生メカニズムが今回も観測できたものと考えています。

(7)断層に熱水・ガス・マグマ等の電気を通す流動体が貫入すると、機械的な摩擦抵抗を失い断層のすべりが始まりついに地震が発生します。電磁放射と地震との関係をよく説明できます。

(8)東海道沖、紀伊半島沖の活動は続いており、中部内陸部での歪も高まっていると見られますので、今後も中規模の地震活動について注意が求められます。(17.6.24,21:05)



岐阜県付知町 平成17年5月24日から17年6月23日までの
1ヶ月間の電磁放射データ








以下H16.6.4報告関連データ再掲




                      




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