
宮城県若柳町の電磁放射と宮城県沖M7.2 の地震について(17.8.17)
(1)地震当日の観測データを示します。
(2)地震当日午前まで放射上昇が継続し地震直前から放射が低減しています。
(3)内陸地震の場合には地震の数日前から放射が低減する場合が多いのですが、海溝型の深い場合、水平放射の主体となる海面から空気中への放電を形成する深部還元物質(主に還元2価鉄)を含むガスの上昇に時間がかかるため地震直前まで放射が継続する場合が多い様です。時には地震後も放射変動が残る場合があります。もうひとつの要因は海溝型地震の場合、放射要因の地表までの伝達・伝送減衰量や蓄積が大きいためと考えられます。
(4)今回、垂直磁界の放射が地震の直前から変化していることがわかります。垂直磁界の放射は観測点直下に受けた影響が要因となり発生しています。地殻の電磁波吸収量が大きいためと、地中電磁波は垂直方向にしか伝搬できないため遠方の電磁波の検出ができないためです。
(5)放射変動速度から放射要因は、重いマグマでなく、軽いガスでなく、考えられる原因は液体と見られます。地下深部に取り込まれた水が地震の前後で多量に移動することが地震学的にも知られています。水の移動が観測点直下まで影響している場合と、地殻の電気的物質定数の変化による地殻内電流の形成による成因と見られます。
(6)電磁放射はまだ安定していませんので、今後の経過に注意が求められます。(17.8.17,11:45)
以下H17.8.16報告事項再掲
(1)8月16日11時46分頃宮城県沖(N38.1 E142.4 深さ42km)M7.2があり、震度6弱を観測しました。広い地域で被害が発生している様子です。
(2)約2年前の15年5月26日宮城県沖M7.0、続く7月26日宮城県北部地震M6.2がありましたが、そのとき宮城県若柳町のほか秋田県男鹿市で、放射異常が検出されました。今回も秋田県男鹿市でこの1ヶ月間異常が継続し、この1週間はさらに強い放射上昇があり異常が感じられました。このため、本日午前1時50分に本欄に経過報告しましたのでご参照ください。
(3)震源は宮城県若柳町の観測点から東南東約150kmでした。宮城県若柳町の観測点は機器障害のため欠測していましたが、8月7日に修復し、地震前1週間の観測ができました。8月7日には大きなバースト状の放射異常が観測され、その後も地震まで継続しています。
(4)若柳町の垂直磁界では、8月10日より急に放射異常が出現し始めました。2年前の地震M7.0、M6.2の前約1年半継続した放射と同じであることを確認しました。この放射を1日レベルで拡大して次図に示します。
(5)この放射は地震に関連する地下水の異常な噴流と関わるのでないかと前回の発生時より予測しています。今回も長期化すると見ていましたが1週間で今回の地震となりました。
(6)今後の継続状態を見てゆく必要がありそうです。長期化すれば更なる異常と関連する可能性があります。(17.8.16,14:50)
| 宮城県若柳町 平成17年8月3日から17年8月16日までの 2週間の電磁波データ |
![]() ![]() ![]() 以下H17.8.16報告関連データ再掲 ![]() ![]() ![]() ![]() 以下H16.11.3報告関連データ再掲 ![]() 以下H16.8.20報告関連データ再掲 ![]() 以下H16.2.4報告関連データ再掲 ![]() 以下H16.1.26報告関連データ再掲 ![]() 以下H16.1.4報告関連データ再掲 ![]() 以下H15.11.01報告関連データ再掲 ![]() ![]() 以下H15.7.18報告関連データ再掲 ![]() ![]() ![]() 以下H15.7.27報告関連データ再掲 ![]() 以下、詳細1日データ 7月25日と26日 ![]() ![]() 以下H15.7.26報告関連データ再掲 ![]() ![]() 以下H15.6.5報告関連データ再掲 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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