
(1)今月後半篠島で強い放射が観測され注目されますが、なお断続的に継続しています。
(2)京大地震研観測データによると、中部・関西で軽微な地震が増加しており、この1ヶ月で2017となり、記録的ともみえます。
(3)電磁波データの増加は直接的に大きな地震の出現を意味しませんが、観測点周辺に地殻歪のエネルギーが増加してきていることを示すものと見ています。したがって、微細な地震の総数と関連すると見られます。
(4)強い電磁放射が数ヶ月続くようですと注意が求められます。なお、福岡西方沖や最近の種子島近海のように放射後数日後に大きな地震発生となる場合がありますが、観測距離が近ければもっと早期からの放射がとられられていたと考えています。観測点の場所によって検出感度に大きな差が見えます。篠島は感度の良好な観測点です。なお、観測点の充実が求められます。
(5)中部・関西の軽微な地震の増加は記録的ですが、この中で有感地震としては和歌山県北部の地震が注目されます。また、京都府南部・大阪府北部から丹波山地の軽微な地震の増加が見られます。
(6)今後の経過について十分見てゆく必要がありそうです。(17.11.25,13:27)
以下H17.11.23報告関連事項再掲
(1)今月後半から強い放射が断続し注目しています。
(2)京都大学地震研究所の地震マップによると最近1ヶ月間の地震総数が通常1500前後から2000近くまで上昇しています。その大部分は軽微なものですが、東海道沖から伊勢湾を経て敦賀に1直線状に軽微な地震の筋が見えます。また、ハイネットによると深発地震(太平洋プレートがこのあたりで400−600kmとなっており、その自重で裂けている)がこの線周辺で数ヶ月多発しています。
(3)また岐阜県北部から長野県での軽微な地震の多発が見られます。軽微な地震が多発しているのは歪の圧力に耐えられない弱いところがあちこちで破壊してると見られます。これらの軽微な地震は歪のかかっている範囲を示しています。歪が大きくなり強い地殻が破壊するとき大きな地震となります。
(4)さらに活発なのが和歌山県および琵琶湖西岸、京都府南部、大阪府の軽微な地震です。
(5)東海道沖からの歪が中部・関西内陸部に影響する例が過去にも見られますので、今後の経過に注意が求められそうです。
(17.11.23,15:37)
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