シャンソンには「ばら色の人生」「愛の賛歌」に代表されるような
愛の歌が多い反面社会派による名曲もヒットしています.その
証明のようなひと節を紹介します.私自身も「消毒薬のにおい」が
詩として歌に溶け込んでいる事に感心しました.
「枯葉」の作詞で知られるジャック・プレヴェールの詩です.
あかるいみやこのかたすみに 日も照らないつめたいまち 今は夏なのにそこはふゆ 娘は暗い階段で 男と居た夜だった あたりではひるすぎに 悪い蟲(南京虫)を退治した くすりのにおい お日様のかげもない いつもくらいふゆのまち (中略) 貴方だけがお日様 こんなに私は夢見てる こんなに恋してる お日様のある町で 夜は星を数えて 貴方の愛で生きていたいの 水野汀子訳より