日吉丸の会はなにをしているの?
一の谷ってなんだろう?
あなたは一の谷を知っていますか。
知らない方にはこっそり教えましょう。
日吉の森はのっぺりと薄らぐらい緑のかたまりのように見えるかもしれませんが
まむし谷をはじめ さまざまな大地のでこぼこからできていて
それぞれのでこぼこには名前がついています。
そのうちの一つ 記念館向かって右の階段 国見坂を下るときに右手に見えるくぼ地。
そこが一の谷です。

荒れた林をすてきな森に
一の谷は 十数年前の土砂崩れとその後の放置のために
シュロやクズのマント群落に覆われ 従来の植生を失ってしまいました。
昔の写真を見ると樹海のようです。

日吉丸の会は一の谷を生きものの賑わいに満ちた
クヌギとエノキとコナラの明るい雑木林にすべく 立ち上がりました。
★1990年代はじめ
日吉キャンパスとその周辺のランドスケープや自然の
散策・調査・保護活動の開始
★90年代なかば以降
まむし谷・鬼の寝床で
・雑木林再生活動の開始
★2001年12月〜
まむし谷・一の谷で
・エノキ/クヌギ林の復活をめざした雑木林再生作業
・湧水を利用した水辺再生
・動植物調査
・クリーンアップ作業 などを本格的に開始
スギを切り ササを刈り 谷底に光がさすようになると
眠っていた植物が目を覚ましだしました。
ちょろり水の湧いて ぬかるんでいた地面を掘ると
みるみる水がたまり池ができました。
日々粛々の活動の結果
一の谷はまむし谷で唯一まとまった水辺のある
生きものの賑わう谷になりました。
⇒日吉の森・保全回復へのこころみ
谷をもっとすてきな場所に
〜森のお世話をしています〜
枯れたスギ・シロダモなどの樹木伐採
湧水を活用した水辺整備
植生回復に向けた草刈りが
現在の主な作業内容です。
日吉キャンパスの森は 足もとに広がる地球の一部
日吉丸の会は
雑木林や水辺における管理作業をしっかりすすめる
というのが基本のスタイルですが
同時に流域や丘陵など
足下のランドスケープへの関心や愛着を基本とした
地域の自然再生に強い関心をもっており
日吉キャンパスを含む鶴見川流域や
多摩三浦丘陵の広がりを視野に入れた
行政/市民連携の活動などにも
折々に参加しています。
一の谷の作業は
かながわトラストみどり財団の資金支援をうけています。
この支援は 同財団の「学校みどりプロジェクト」の一環として
慶應義塾日吉キャンパスが受け
日吉丸の会が企画/作業を担当するようになっています。
また 支援の主旨はトラスト活動の啓発。
日吉丸の会はトラスト活動の啓発にも力をいれているのです。