日経ブッククラブのメールマガジンでとてもいい記事がありました。
マーカス・バッキンガム&カート・コフマン 著/宮本喜一 訳
まず、ルールを破れ
すぐれたマネジャーはここが違う
の本の紹介です。以下がその抜粋です。
世界中で最も優秀と評価されるマネジャーの共通点はただ一つ。新しく何か
を始めようとするとき、まず伝統的常識であるはずのルールをことごとく打ち
破っている。人は自ら決心したことなら間違いなく実行できる、などという常
識を信じてはいないのです。ましてや、弱点を克服しようとしている人に力を
貸そうという気持ちもありません。こうした革新的な事実が、ギャラップによ
る膨大な数のインタビュー調査(400社8万人のマネジャーと100万人の従業員
を対象とした)から導き出されました。
では、すぐれたマネジャーたちは、実際に部下の一人ひとりとどう接してい
るのでしょうか。どうやって部下の力を引き出して開花させ、業績へと結びつ
けているのでしょうか。
本書では具体的に4つのカギとしてまとめています。
普通の ×経験や知識、やる気で部下を選ぶ
マネジャー ×正しい手順を定めたうえで仕事をさせる
のやり方 ×部下が弱点を克服するように手助けをする
×部下の昇進を後押しする
すぐれた ○経験や知識、やる気ではなく、才能で部下を選ぶ
マネジャー ○手順ではなく、目標とする成果を明確に示して仕事をさせる
のやり方 ○部下の弱点を直そうとしない。強みを活かすことに専念する
○昇進にこだわらない。部下の強みが活かせる場所を探し出す
著者は、まず、従業員の「才能」に注目すること、そうして部下一人ひとり
の才能を見極め、それを徹底的に活かすことを主張しています。人間には完全
無欠の人は存在しないのです。しかし、だれもがその人ならではの才能を持っ
ています。その才能を活かし、それを業績に結びつけることこそ、マネージャ
ー本来の職責なのです。
この著者の考え方は私の予想を裏切る新鮮なものでした。