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20030702 北海道大雪山   県 名】 北海道 【場 所】 大雪山 【環 境】 山岳 【年月日】 7月02日【時 刻】 6:00−14:00【天 候】 曇り、霧雨 【観察種】            ギンザンマシコ、カヤクグリ、ホシガラス(鳴声のみ)

自分の誕生日に何か記念すべき鳥を撮影しようと考えていたがそれをギンザンマシコと決めました。大雪山で誕生日を迎えるのも悪くないと思いました。大雪山は広いし、ただ闇雲に登っても見つかるわけがないし、徒労に終わるリスクも有るので、いろいろ調べた結果、旭岳に上がれば確立は高いことが分りました。そして、登山を実施しました。7月になっても、残雪が残り、足場の悪いゴロタ石に注意して、展望台にやっとたどりつきました。
まだ、頂上はガスに包まれ望むことは出来ませんが、周りの山岳の山々は見回すことが出来、眺望の素晴らしさ、そして登って見ると大雪山の雄大さが肌で感じられました。ハイ松の上をなめるように双眼鏡でギンザンマシコを探しましたが、容易に見つけることは出来ません。
「手強いな」と思いながらも再び気を取り戻し、丹念に緑の濃い落ち窪んだあたりを探しますと、何か小鳥が一瞬飛んだような姿を認めました。
よく見ると、ギンザンマシコがしきりにハイ松の実を啄ばんでいるところでした。そのとき4-5人の熟年グループの鳥見人たちがやってきて、ギンザンマシコはいませんか?とたずねたので、僕はそのとき、見つけた嬉しさにあそこにいると指をさし、教えてしまいました。それからが大変。わーホント!今日はここに一日いてもいいわ。念願のギンザンマシコに会えたのだからとその仲の一人が言うでは有りませんか。それから2時間ばかり、テンションの高い雑談の渦の中にギンザンマシコを目で何度も追いましたが、とても程よい距離までは来てくれず、証拠写真に終わってしまうなとおもいながらも双眼鏡は放しませんでした。やがてくだんの熟年グループはギンザンマシコに飽きたためかカメラマンさんは辛抱強いのねと、のたまって、山を下りていった。するとどうでしょう?5分もしないうちにいままで遠くにいたギンザンが6−7Mぐらいにまで来て、一心不乱に木の実を啄ばみ始めたでは有りませんか。おいおい、それでは接近し過ぎ!ぼくは飛び上がらんばかりに嬉しくなり三脚を後方に移動しました。レンズからのぞくギンザンはまるで僕のことなど眼中にないといった表情で食事を始めました。あのね、そこもいいけど
5Mほど離れたところに白い花がさいてるところにもたくさん実がなっているんだけど、できたらそこで食事してくれる?赤い羽が際立って綺麗に見えると思うよと僕が言うと僕の心を了解したと言わんばかりにそこへつがいのギンザンは飛びおりました。まあーこんなことが一年に一度
有ればいいのですがね。しかし今日は本当に白い花のところに舞い降りました。実に嬉しかった。心から万歳をしました。誕生日に大雪山でこんなプレゼントをしてくれるなんて、総ての方に、そして大雪山の大自然に感謝しました。

ギンザンマシコ ♂

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