06.07.14 ゴイサギ かすみがうら市 梅雨時期の朝5時は暗い。降雨予報は1mm以下だが、暗いので出かけるべきか、それともやめるべきか迷う。現実に今、雨が降っていないので出かけた。 現場に行くと、雲間が広がり、明るくなる。雨よりもむしろ晴天に近くなりそうな気配。川にはダイサギやカワウ、そしてゴイサギが餌を獲っていた。 彼らの目の前にブラインドを立てる。沢山の鳥達が飛び出したので本日は再び戻ってくるのが遅い。彼らの仲間の中に、仕切っているものがいて、あそこは危険だと警告しているのかも知れない。 2回目の撮影になると鳥達は前回とは違った動きになる。ブラインドに入って彼らを待っているといろいろな小鳥達の鳴声が聞こえる。ウグイス、ホオジロ、カッコウ、そしてオオタカの声 が耳に入ってくる。 オオタカの勝子はそろそろ雛を連れて近くの森に入っている頃かもしれない。勝子の撮影は今年の秋で3度目の秋を向かえる。今は釣り人や散歩をする方がいるので少し、はなれて見守っていたい。それに無理しても、ブラインドの中の暑さには耐えられない。今日もそうだ。この暑さはどうしのだろう。 運悪く太陽が東から照りだし僕の背中を焼き始まった。口の中が厭に乾く。着ていた半そでシャツは腕が汗に浸みて濡れている。裸になり目の前のゴイサギの動きを注目する。目の前のブラインドテントの穴から300ミリのレンズを差し出しているのだが、そのわずかな隙間に手を入れてみると、風の動きを感じて涼しい。ブラインドの中は無風の蒸し風呂状態だが向こうは涼しい風さえ吹いていることが分かった。 少し涼しくするため、ブラインドの前方の窓をちょっとあけてみる。(これがまずかった。) その窓からゴイサギの動きを注視する。前方には2羽のゴイサギ。本日は警戒が強く、他の鳥は舞い降りてきても直ぐに飛び去ってしま った。 目の前のゴイサギ達も僕の方に警戒している様子が見受けれる。 突然、ゴイサギは流れ込む激流に飛び込んだ。次の瞬間にはその大きな嘴に暴れまわる大きな魚を咥えていた。僕はレンズを構えた。しかし、次の瞬間、嘴に咥えたまま、ゴイサギは下流に飛び去ってしまった。 うまくいかない日は確かにある。暑さのため前方の窓を開けたため警戒して餌を僕の前では食べなかったのではないか? 全てがこの暑さが原因である。 僕はブラインドから出てテントの撤収にかかった。ブラインドの中と比べれば、外は何と涼しいのだろう。里川には幾分かの風が流れ、夏の流れを演じている。 ![]() ゴイサギ 300ミリレンズ使用 夏羽の長い白の冠羽が2本でている。写真では不明。足は赤みが薄れているが目先 は青緑色の婚姻色をしている。 戻り |