07.08.06  コジュリン   稲敷市

 今年は4月のフクロウから繁殖関係の撮影が続いた。従ってHPに載せられないことが多くなり更新も長くそのままになることがあり、
気になっていた。
やっと全ての繁殖が終わると早や8月になっていた。
5月のシギチシーズンは1度も行けなかたので、まずは田圃のシギチをのぞきに出かけた。
浮島ではタカブシギ、イソシギ、タシギそして草原でコジュリンが鳴いていた。
車で近くまで接近しても、コジュリンは盛夏を惜しむように懸命に鳴き、僕のカメラに答えてくれた。
撮影している時カメラマンの2人がきた。
「この近くでシギチが多く見られるところ有りませんか?」とその中の一人。
撮影しているとき、小鳥を飛ばしてしまった無神経にも呆れるが「沢山いるところを知りませんか」にも困ったものだ。
「良く分かりません」
何かいますか?
僕は「別に」と言葉数が少なくなった。
最近このようなカメラマンが多い。現実の目の前の事実を(野鳥)見ないで情報を頼っいる。自分の撮影するものは全部人の情報のみである。これでは探す楽しみなどないだろうし又探す力など生まれてこない。
ご自分の撮影した写真が他の方の写真と同じようなものばかりで何の疑問も生じないのだろうか?
今日はカメラマンが少ないなと言って落胆する。良くシギチ探しで聞く言葉である。
本来なら、少ないからこそ、人と違った写真が撮れると思うのだが違うようだ。
このような人たちは田圃一枚ごとシギチを探して歩くことが効率が悪いと判断するようである。いつもシギチでなくそれを撮影しているカメラマンを探している。
だから田圃の中に潜むタマシギなど探すのに途方もない労力を感じてしまうようだ。まず、タマシギを独力で探すことは難しい。
探す気力などないと思う。探す気力などは常日頃探していないと生まれない。
のっけから変なはなしになってしまった。
本日は気楽な探鳥と思って自宅を出たのだが厭な二人に会ったばかりに雲行きがおかしくなってきた。(汗)

それから波崎に向かう。
波崎では砂浜のくぼ地の水たまりにトウネン10羽、そしてシロチドリが数羽いた。トウネンは夏羽でシロチドリと合わせて丁寧に撮影した。
この水溜りも数日の炎天が続くと無くなってしまう。それを思うと、どうしても直ぐには立ち去りがたくなってしまう。
僕にとってはトウネンやシロチドリと同じぐらい貴重な水溜りだ。砂浜の水溜りはシギチを撮影する素晴らしい舞台である。


 

 コジュリン夏羽
 コジュリンの夏羽は顔が全部黒い。オオジュリンは頬線と顎線の間が白い。
 コジュリンは極めて数が少ない。

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