2004.1.05 緒川村 ジョウビイタキ ストロボー8灯使用による撮影。

月休みは連チャンで光電管撮影をしました。6灯から8灯のストロボウを使用しましたが、6灯
でも距離を短くすれば露出は問題ありません。鳥の方は16分の一のマニアルにするためフル発光よりも光がだいぶ弱いため、照射しても、驚くことはありません。勿論シマフクロウのときにも言及しましたが眼には優しい光になっていると思います。その証拠になるかどうか分かりませんがストロボウの電池がいくら使用しても寿命が尽きることが無く、いかに電流が弱いかお分かりになると思います。市販の電池がこのように安価に使用できる(しかも早朝のマイナスの温度の状態で)ことは嬉しいことです。何しろ電池だけでも4本×8台プラスリモコンの送受信及び光電管の電池(これはアウトドアの充電池使用)計40本のアルカリ単三電池を使用すりわけですから、コスト意識は常に持たざるを得ません。年末から光電管のプラスの方ばかり書きましたが、マイナスの方は何かと言うと、多くのカメラマンの方がやらない理由の一つだと思いますが、実に面倒くさいことです。8台のストロボーをそれぞれの3脚に固定させ、主カメラに結線すること。そして光電管のビームの方向と距離を定めて、セット。これが順調に行けばよいのですが、現場ではうまくいかなくなることがあり、ストロボーが同調しないことが多々あります。すると頭がカッカしてきてまとまらなくなることがあります。僕も起用で無いので時間がかかるのですが、このようなことが無いように、自宅の部屋で何回もテストをしていきます。テストをすることにより、つまずくところのポイントが分かるようになり、現場で仮にトラブルが生じても冷静に対処していけるようになりました。後、問題はやはりストボウの原理を理解しないとここでデーターを示しても、条件が違うとぜんぜん参考になりません。又撮影する鳥の大きさでもストロボウのスピードを8000分の1秒にするか4000分の一秒にするか違ってきます。僕のジョウビタキの撮影では10000分の1秒以上の速さが前提になります。従ってブレの無い、翼をとめて撮影可能になります。(ブレが必要の話は又別次元の話です)それから、気になることは、これだけのストロボウの数を露出することです。まずスズメは警戒して寄ってきません。
何回かの発光で他の小鳥は気にならないようになりますがスズメ、ムクドリは警戒心が強く、そこに置くだけで避けるようです。これからオオタカの撮影に実施しようと思いますが、まず多灯式のストロボウはだめでしょう。しかしオオタカは小鳥類と異なり翼の動きは大きく4000分の1秒ぐらいでいけるかも知れません。ならばシングルのストロボウでやれる方法もあるのではないかと思います。これは実施したら公開したいとおもいます。さて前置きが長くなりました。本年度最初の写真をWebで公開します。光電管使用の多灯式ストロボウで撮影するとこうなると言う写真は年末で公開しましたのでここではリモコン使用して8灯のストロボウで撮影しました。リモコンを使用した理由は自分のイメージに近い写真を撮ることを目標にしたことです。光電管の面白さは意外性です。それに比べてリモコンは常に鳥の動きを見てタイミングをみてスイッチを押す、経験が必要になり非常に疲れます。しかしタイミングが合ってくればイメージに近い映像になります。この写真を本年の第一号にしました。ご笑覧ください。

SUNPAKストロボー8灯照射、ニコンリモコン使用、シャッタースピード11、240分の1秒、絞りF16、カメラキャノンEOSーD60

如何ですか?光電管と比較して映像にまとまりは出てきます。又前にもお話しましたようにイメージに近い映像はリモコンの方が早く撮れるでしょう。
しかし、フクロウのように夜の撮影、そして夜間の獣道を歩くケモノに対しては光電管の方が絶対有利です。しかしこれらに使用可能な光電管は現在市販されていません。この光電管の製作をしたのは5−6年前ですが殆ど夜間のフクロウの撮影のみに使用しておりました。
今回お正月休みにこれらの小鳥に試行しましたが、ビームの距離及び正確さに今更ながら驚きました。昼間でもまず問題点はありませんでした。光電管の詳細なことはこのHPの特殊撮影のコーナーで1年前に公開していますので、そちらをご覧下さい。

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  光電管(右端)とストロボー8台