06.08.24  稲敷市 神栖市  オオハシシギ コアオアシシギ セイタカシギ ソリアシシギ キアシシギ トウネン アオサギ チュウサギ


 朝早く、Nさんから電話があった。「波崎方面は何もいない。それにガスって空が暗い。ただ小見川にオオハシの夏羽がいた。」

僕はオオハシの夏羽と聞いただけで行く気になった。昨年の秋、同じ場所でオオハシの冬羽を撮影したが実に不思議な個体で2mぐらい近寄っても逃げないまあカメラマンにとっては魅力的な個体を撮影した。まさか同じオオハシではないだろうが行ってみる価値はある。

現場に行くと、オオハシはコアオと仲良く餌取りをしていた。暗い曇り空だったので帰途撮影することにして、波崎へ向かった。

次第に空は明るくなり太陽が顔を出すようになってくると、俄然暑さが戻ってきた。カミサンが持たしてくれた大きな氷を額に当てると気持ちが良い。
やはり夏は準備をしっかりしなくてはなりませんね。
先週あった水溜りは蒸発してしまって砂浜が黒々としていて、そこに水溜りがあったことが分かる程度だった。海岸にはまだサーフインや海水浴客が沢山おり、別な砂浜に向かった。

道路から砂浜に向かう細い砂交じりの壊れた道路で一台の乗用車が車輪を砂の中に取られ動きが取れないで困っていた。見ると車の中は小さい赤ちゃんが大きな声で泣き叫んでいた。暑くてしかも車が動かないからだ。僕は後ろから押してやろうとすると、僕の後ろからきた車が僕の車が邪魔だと言う。仕方なく僕の車を走行に差し支えないところに移動した。、先を急ぐのでと、彼は立ち去る時窓越に叫んだ。轍にはまり、動けない車を見過ごしていく。こんな車は砂山から落下するに違いない。
それから僕は再び彼の車を押しながらバックさせて何とか砂地獄から抜け出させた。無事車が動けるところまできてから
「乗用車で波崎の砂浜を走る無謀さ」を彼に注意した。「赤ちゃんが死んでしまうぞ」
彼は何度も僕に頭を下げた。
僕は人助けをして気分良く波崎の海岸に車を乗り入れたが海岸にはNさんが朝云っていたように何もいなかった。
漁港の建物の影で休んだあと、再び小見川に向かった。
オオハシは昨年の個体と違ってこちらを少し気にするようだが特に警戒するわけでもなく、コアオが移動すると、その後を追って餌取りをしていた。
光は巡光になったがコントラストが強く、シギチに対しては強すぎるようだった。


 

 オオハシシギ 夏羽 隣はコアオアシシギ


 


 本日の気になる言葉
 人間50年 天下のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり
  ひとたび生を受けて滅せぬものあるべきか       敦盛


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