05.0104  オオタカ     霞ヶ浦

今年初めての撮影。寒い!  自宅を出るときは星がキラキラ輝き、霜柱が立っている。フイルドについてもまだ、暗い。気温はマイナス7度。直ぐにブラインドを立てる。このブラインドは年末テキサスに行った時、アウトドアのバスプロショップで購入。今までのものより冬枯れの田圃にはピッタシで、オオタカの眼をごまかせるかも知れない。しかし、オオタカの成鳥となると、誤魔化すことは不可能だ。彼には既にバレテいるし、こちらの手のうちが分かっているから、別な新手なことを見つけないと、駄目だ。それにしても
今回のブラインドは風が入って寒い。穴が適度に開いているところから風が吹き込んでくる。レンズを何処にでも差し込むことは出来るが、風がそれだけ入り込んでくるからこれは夏向きのブラインドかもしれない。ブラインドを立てた以上、中途半端に撤退は出来ない。止めれば何処からかオオタカはこちらを見ているに違いない。やり始めたら、最後までやり抜かないと、これまでの積み上げたものは瓦解してしまう。
自分自身に言い聞かせる。「いいか、飛来してきたら、レンズを絶対動かさない。レンズを振ったら、必ず
相手は逃げる!身体も動かさない。テントには誰も居ないことを相手に分からせる。それには呼吸さい、止める必要がある。」
遠くから朝の散歩をする老人がくる。彼は外からお早うと挨拶する。僕もテントの中から答える。僕の声がオオタカに聞こえるかどうか不安になる。オオタカの耳は眼と同じくらいに感度が良い。僕は近隣の住民とは良い人間関係を作るように心がけている。挨拶は必ずするようにしている。例え見知らぬ方であっても。
しばらくぶりのブラインドいりで、オオタカの鳴き声が新鮮に聞こえる。本日は2羽確認する。一つは雄の成鳥。
もう一つは若鳥。これがペアになるのかもしれない。

オオタカ 若鳥メス


上記写真の解説。お正月には不適切な画像かもしれないが、前回お約束した手前、オオタカの存在感のある写真を掲載した。(自分で思っているだけ)オオタカの写真を載せてから、「オオタカの写真を撮らせてください」とのもう仕込みがありますが、本編で記しているように、田圃の中にブラインドを促成で、そのつど、立てているのでどうしても異質な印象がある。従ってオオタカに警戒され、事実オオタカの成鳥は一度飛来してきたが次から、来なくなってしまった。このような状況から、もう一つブラインドを立てたらどうなるか、この若鳥も来なくなってしまうと思う。
僕としてはあくまで成鳥をターゲットにしているが、現状のやり方では進展しないような気がする。固定したブラインドを立て、あたりの環境に馴染んだブラインドの組み立てが望ましい。そのブラインドもより小さく
一人用に、環境が環境なのでならざるをえない。以上の理由からレンズを並べて、鳥友とのオオタカの撮影は無理があると思う。猛禽の撮影は小鳥や珍鳥の撮影とは基本的にスタンスを変えなければ無理でしょう。



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