オオタカ              霞ヶ浦

オオタカの撮影は難しい。たまたま、車で走っていたら、近くでオオタカが獲物を捕獲していたとか、樹木にとまっていたとかの写真は数々あれど、まともに待っていて撮影した写真となると極めて少ないようです。
待ちの写真は迫力がまず違います。超ド級と言うか、オオタカの存在感が写真全体から
迫ってきます。そんな写真を撮りたくて、本日も早朝から出かけました。暗いうちからブラインドの中に入るのですが、ブラインドに入る時はこちらも辺りを警戒して、入るのですが、出るときが問題ですね薄暮にブラインドから、抜け出すとき、良く前後をみないと、見つかってしまいます。
僕はこれでヤマセミやミサゴと絶縁になってしまったことがあります。正体が暴露されると、次から容易に寄って来なくなります。ヤマセミは時間をかければ回復しますが、猛禽類はまず、無理ですね。
前々回、どうもオオタカの成鳥にバレタみたいで、その後僕の視界にはオオタカの親は入って来なくなりました。
その日は一度、30m付近まで飛来したのですが、僕がいち早くテントの中から、レンズを飛来した方向に振ったから、彼は即座に反転して、遠くに飛び去ってしまいました。
彼の網膜は2つのカ(焦点)が有り一つは獲物を追う焦点であり、もう一つは僕のブラインドの動きをつぶさに視ている焦点であり、同時に、この2つ働きが作動していることを、よく理解していなかったのです。
悪いことは重なるもので、その日ブラインドから抜け出る時オオタカの親はこちらを見ていたようです。もう僕のブライドは彼にとって、悪の権化!黴菌の固まり!呪われた物体!ですから近寄らないでしょう。仕方なく近くに固定したブラインドを立てようかと思い、田圃の持ち主の農家のご主人に了解は戴いているが、
散歩の方がブラインドをみてどう思うか、難しいですね。下手したらここにオオタカ来るぞ!と宣伝しているみたいですね。
写真は200m前後の距離から撮影したものです。
600ミリレンズに2倍のテレコンを装着。デジカメですから1920ミリになります。ブラインドの中からでなく、田圃の土手からです。オオタカはこちらがレンズを向けていることが分かると、直ぐに何処かへ飛んで行ってしまいます。いずれにしろ、この樹木の何処からか観察しているのでしょう。ドバトや冬がもが集まってくると、奇襲できる場所に移動します。
オオタカは12月に入り良く啼くようになりました。デスプレイの前兆戦でしょうか?オオタカの繁殖時期の写真を敬遠する方がおりますが、僕はオオタカに迷惑をかけなければ良いと思います。ブラインドを設置する技術やオオタカの生態を良く把握していなければ、営巣に近寄るのは極めて悪いことは自明の理だと思います。
今の僕はオオタカとの知恵比べの方が興味があります。本日は一番遠い写真を載せました。次には存在感のある写真を掲載したいと思いますね。

オオタカ ♀ 成鳥


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