041012−14 白神山地、竜飛岬 カミサンの母親の7回忌の後、皆さんとお別れして、僕は白神山地に入りました。途中熊よけの鈴を持参してくるのを忘れたので、暗門の滝の店できれいな音色の鈴を求めました。それから林道に入り、高い峠に出てクマタカの飛来を待ちました。 ここは数年前、野鳥の会弘前支部の著明な亡き、Mさんに紹介して戴いた場所ですが、弘前に来た時は必ず訪れるポイントです。前回来た時も確か三脚を出した時点でクマタカが頭上を飛び去り、驚愕しました。その時は数回飛来したものの、余りに近すぎ、飛行の早さに追いつけなかったのを良く覚えております。今回はその時のリベンジですが2日間居たにもかかわらず、猛禽の動きは全然認められませんでした。時々遊びに来るカラ類を、撮影しましたが、殆ど車の中で種子島に来た鉄砲伝来記の時代劇の小説に読み耽りました。Mさんの言うことには4日間待たないと動きが分からないとのことですが、山間の中で2日間が僕にとっては限界かもしれません。西目屋村に戻り、以前クマタカのとまっていた川の対岸を探しました。 ここは昨年来なかったのですが林道の両脇にあった集落が殆どなく更地になり、住宅の土台だけ残っておりました。確か物置のような建物の左から曲がり、200mほど行ったところに車が数台置ける空き地があった筈。そこから川の対岸の樹木にとまるクマタカ3羽が見えたのですが。物置どころか住宅もなく、まして左手に入る小道などは、背丈以上の雑草が伸びて何処がどうだか分かりません。 場所が違うのかなと思い車で少し移動していたところに、千葉県のOさん御夫婦が通りかかる。このご夫婦には御前山や松之山のアカショウビンの撮影でご一緒でしたが、僕がこんな山の中に一人でいるのを見つけ吃驚した様子。 事情を話したら一緒にその場所を探すことになったが、どうしても川の対岸の見える場所が分かりませんでした。集落が殆ど無くなって、小さい道路は夏草で覆われ先に進むことも出来ませんでした。いつたい この集落はどうなったのか誰かに尋ねようと思っても道路を通る方は一人もおりません。1時間ほど昔の記憶をを辿ってみたものの川につながる小道を見つけることは出来ませんでした。仕方なくOさん達とそこで分かれて、僕は竜飛岬に車を走らせました。ここはタカの渡りで有名ですが、既にシーズンは終わっておりますが、小鳥の渡りかタカの2−3羽は見られるだろと期待しました。 竜飛の近くまで行くと、雄の湯(タケノ湯)という温泉があり、2日間の汗を取りました。そこに泊まり、竜飛岬には翌日の早朝6時に着きました。ここは確か3回目になりますが、今回ほど天候に恵まれたたことはありません。 左手に権現崎、そして日本海が広がり前方に北海道の山々がつながっております。よく見ると、松前の町や白神峠、そして福島町がかすかに見えます。右手前方には函館山や遠く駒ケ岳まで本日は見ることができました。長野からきたKさんとその北海道から渡ってくるタカを探しましたが、本当に時々忘れたころビューんと海から飛び上がってくる印象でした。ハイタカ、ツミ、オオタカ、ハヤブサ等が渡ってきました。我々は上空をいつも見ていたので近くまで来ても気がつかなかった鳥はヒヨドリの大群でした。海面すれすれを飛んでくるため、近くにきて断崖の樹木にとまったとき始めて気がつく有様でした。いずれも100羽か200羽の単位の大群でしょう。それに数は少ないですがメジロとカラ類が回りに飛んできて始めて気がつくのですがこれも渡りなのでしょうか? 「ああ、北のはずれに来た。」と言いながら上ってくる観光客が本日は沢山おりました。下の方のスピーカーからは「津軽海峡冬景色」の曲が四五時中鳴っております。観光会社の旗を片手にした案内嬢を先頭にときぞき団体さんが上がってきました。空は晴れ渡り、風もそれほどありません。観光客が来なければ眠気に誘われるくらいです。 Kさんはここに5−6日滞在するとのことですが僕は半日でここを後にすることに決めました。今回の旅で目的の鳥はなかなか撮影まで行きませんでしたが、途中の道端の田圃にいたノスリは沢山撮影できました。 西目屋の田圃を通るとき、亡きMさんは夏の頃でしたがここはよくノスリが秋から居るんだよと説明してくれましたが正しく今回はノスリが良く出てくれました.稲田のオダにとまっているノスリのカットを撮影したくて何度も宮城、岩手等を訪れましたが簡単には撮らせてくれませんでした。今回は沢山撮影ができ、その点では満足した旅でした。 オダにとまっているノスリ。04.10若柳町で撮影。 ![]() 同じくノスリ。04.10 西目屋で撮影。 ![]() 戻り |
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