05.10.2−6   石川県    ヨーロッパビンズイ、コホアカ、ホウジロセキレイ、ムネアカタヒバリ、ツミ、ミサゴ、オオタカ、チゴハヤブサ
                     ハチクマ、ハヤブサ、コチョウゲンボウ、チョウセンチョウゲンボウ、エゾヒタキ、メボソムシクイ、キマユムシクイ
                      シロハラホウジロ、コサメヒタキ、ミヤマホウジロ、アオジ、ツメナガセキレイ、ハクセキレイ、ヒメコウテンシ、オオ                      サギ、ノビタキ、ツグミ、シロハラ、アトリ、カワラヒワ。


 しばらくぶりに遠出をした。5月は鳥仲間の4人で行くことになっていたが、僕の事情でドタキャンになり4人とも行かなかった。今回誘ったが皆さんお仕事が多忙で結局Sさんと僕の2名で出かけた。
行く前から天候が良くなかったが、僕は晴れ男を自認しており、全然気にしないで出かけた。むしろ天候がグズツキ気味の方が珍しい鳥がでる確率は高くなるので、心の中は珍鳥の期待は高まる一方だった。
しかし輪島に着くと、孤島にでる定期船は欠航。これまで足止めになることは一度もなかっただけに落胆は大きかった。晴れ男だと自認していたが
結局普通の人間だと思った。しかし待てよ同行したSさんの普段の行いに問題があったのではないかなど、虫のいい考えが頭によぎったりした。
前日から足止めになっていたNさんから携帯に電話が入り、2日間は待てないので自宅に帰る途中とのこと。茨城から一人車で走って来ただけにお気の毒である。帰りの道中お気をつけて。

海風も更に強まりそうで、事務所で明日の
予定を聞いても明日の予定は未定と強調されるだけ。不安はだんだん大きくなったが離島の民宿のママさんに電話したら風向きが変わるかもしれないから大丈夫と返事。さすがママさん、勘の良さは気象庁のコンピューターよりも素晴らしい。地元に住んでいる方に万歳。明朝までの時間がもったいない。
雨もようだったが能登半島に長く伸びる砂浜に車を進め、シギチの探鳥。鳥屋はちょっとのことではめげない。島に渡れなければ、別なフイールドに行って別な小鳥を探す。新たなチャンス、新たな幸運が巡ってくるかもしれない。常にプラス思考だ。千里が浜(ちりがはまと呼ぶ)は勿論千里はないが関東の九十九里のように長い。観光バスが何台も通り過ぎた。オバシギ、ヒバリシギ、オオメダイなどが雨振る砂浜で餌取りをしていた。

翌日、荒れる日本海を船出。島に着き先発していたMさんたちと合流。本日の鳥の出具合などお聞きしたらびっくり。天候が回復に向かい殆ど
の鳥が出てしまったとのこと。前からいたチャキンチョウやトケン類も抜けてしまったらしい。ヨーロッパビンズイだけがグランドにでてくる。
確かに島全体を廻っても鳥影は薄く、今頃なら沢山いるメジロさえ1羽も見当たらない。ジョウビタキもまだ、早く1羽も見なかった。
次の日は一日雨が降っていて撮影は全然できなかった。

しかし、ぼくは天候の悪いのは珍鳥の出る前触れと信じているので全然気にしない、心配もしない。
宿に一日いるのも退屈なので、Mさんとコノハズクを探しに小雨降る野外へでた。上下カッパで長靴スタイル。山の薮の中や竹やぶの中を掻き分け掻き分けコノハズクのいそうなポイントを見て廻った。薮の中は雨しずくでぬれるし、蚊も沢山飛び出してくるし、それに蜘蛛の糸がいたるところに通れないように張ってあり、普通の薮こぎより大変。だがもしかしたら、コノハズクが見られるかも知れないと思うと、心は軽い。なにしろMさんはコノハズクを見つけるのは名人である。(他の小鳥も勿論だが)薮の中を探すMさんの後ろ姿が頼もしく見える。
薮の中から上空を見たらハチクマが大きい松に止まるところだった。ハチクマも薮の中の我々には気がつかないみたい。2時間ほど薮の中を探し回ったがコノハズクは結局見つけることが出来なかった。中腰で薮の中を歩いたので腰がいささか痛くなったがコノハズクのポイントが分かったので、今後の楽しみである。

三日目。晴天。昨日、天候が悪い時はだいぶ島に小鳥が入ったようだが、すっかり天候が回復すると一斉に島から飛び出してしまったのか再び島は静かになった。ヨーロッパビンズイだけがまだグランドにいた。同じグランドにいたムネアカタヒバリ、ホウジロセキレイ(幼鳥) 、コホアカなどは
飛び立ってしまった。
ミサゴが竜神池の脇の海辺でホバーリングを何回もしていた。Mさんは帰ることに決めたようだ。
僕達も帰ろうかなと考えたが、島に渡るのに苦労したので予定通りいることにした。しかし鳥が少ないと歩くのも苦痛になってくる。

四日目
本日もシャッターを一度も切るチャンスはなかった。朝起きて、午後3時の渡船時間を待つだけだった。
島に渡れないで自宅に帰宅したNさんに電話をする。ヨーロッパビンズイがいなかったら今回は大変お粗末になるところだったと告げる。




ヨーロッパビンズイ 日本には春と秋渡ってくる。ムネアカタヒバリ
と近似。Mさんに教えてもらって撮影が出来た。