050212  ジョウビタキ            千代田町

 2月に入り天候がおかしくなってきた。毎日風が吹き、栗畑の落ち葉を燃やすことが出来なくなってきた。
午後からは必ず風が出てくるのは仕方ないにしても、朝から風が吹き出すととても、危険でマッチを使う気にはなれない。3月になれば、風は当たり前に吹き荒れるし、どうしても2月中に落ち葉の始末はしておきたい。そのような自分の気持ちを知らないで風は毎日吹いていたが本日ピタリと、風はやみ、絶好の焚き火の日となった。殆ど仕事は終わっていたが、残りの仕事を完璧に終わらせる為に、5時起床。
年間を通して一番寒い時期であるが、仕事をしていると熱くなってくる。落ち葉を燃やすために汗さえ流れ落ちてくる。警戒心の強かったジョウビタキのオスが近くまで寄ってくるようになった。僕の落ち葉の払う先端を真剣な目つきで見ている。「待っていてね。今仕事終わったら写真撮ってやるからね。男前に勿論撮影するね。」モズは遠くからやはりこちらを見ている。このモズは今年初めて入った個体か、異常に警戒心が強く、僕が彼を観察していると、遠くに飛来してしまう。しかし今年はジョウビタキを此処では集中的に撮影しようと、決めているので彼のことはあまり眼中にない。ジョウビタキと花を絡ませてどう撮るか?これは本当に楽しい命題である。仕事をしながらジョウビタキの動きを仔細に観察する。
焚き火のところに戻って、火にあたりながら、ジョウビタキの動きをみる。落ち葉を払った綺麗な地面にパーっと下りて小さな虫を捕らえ、次の瞬間木の枝に飛び移る。10m前後まで無警戒に動き回る。今年のジョウビタキは警戒心が強く手強かっただけに、ここまで慣れてきて、実に可愛いと思う。午後になると風が少しでてきたので、作業は少し残ってしまったがやめて、撮影の準備に入る。焚き火に枯れ枝を沢山いれ、太い薪を沢山突っ込む。炎は高く上がり、身体は暖かくなってきた。熱いお茶を飲み撮影モードに入る。
ジョウビタキはいつでも撮ってくださいと云わんばかりに、咲き始めた紅梅の小枝にとまる。
右を向いたり左を向いたりいろいろなポーズを取る。昨年はストロボー8灯使用して撮影したが、今年は自然な明かりを利用することに決めたので、ジョウビタキに入らぬストレスを与えず、ジョウビタキはいつまでも花の上から立ち去らない。

写真説明。ジョウビタキ ♂ 12月に飛来してきたが、最初僕の姿を見ただけで、直ぐに飛び去ってしまった。今年は駄目かなと諦めかけていたが、作業をしながら、虫を栗の根元からとって、あげているうちに、だいぶ僕に慣れてきた。今は作業中は足元までくるようになった。

 


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