第5日目
2/3(第5日目)
4:30起床
相変わらず早起きな俺。トロツキーは熟睡している。
朝っぱらからパトカーはけたたましいサイレンを鳴らしながら走っている。
昨日何をしたかとかをノートに書いておく。このデータのおかげでこうして更新もできる。
夜は疲れてしまってなかなか日記をつける暇が無い。でも朝ならのんびりする事ができる。
3時間ほど経って相棒も起きだしたので食堂へ向かう。
手には昨日残したチンジャオロースを抱えてだ。
レンジでチンしてもそもそ食べる事にした。
食堂では日本語が聞こえた。ふと見ると同い年くらいの日本人が何人かいた。
日本で出版されているガイドブックに載っているから
やはりここを利用する日本人も多いのかもしれない。
トロツキーが煙草を吸うからつきあって外の中庭に出る。
寒いのにそんなに煙草がいいかね〜
そこで同じ宿に泊まっているオランダ人と会話がはずむ。
そいつがいいやつで、当時出たばかりのユーロのコインをくれた。初めて見る1ユーロだ。
俺もお礼に持っていた50円玉をあげた。穴の開いている硬貨というのは珍しいそうだ。
他にもアルゼンチン人などがいた。いろんな国からたくさんの人が集まるのは日本では
味わえない光景だ。
食堂にいた日本人がオランダ人と話している俺たちに話し掛けてきた。
Where are you from?と聞くので「日本」と笑いながら答えた。
どうやらこっちも日本人だとは気付かれなかったらしい。
そのカレと意気投合し、今日俺たちが行く予定だった自由の女神まで一緒に行く事にした。
地下鉄で移動して駅で降りようと思ったらなんか妙な雰囲気
予定していた駅ではない所に行ってしまった。
実は貿易センタービル駅が壊れて使えなくなったから地下鉄もルート変更していたのです。
ウォール街を通り抜けて海に向かって歩く。
途中の屋台でホットドッグを買う。美味い。
日本に帰って来た後にマクドナルドでとろけるチーズのホットドッグがあったけど、あれに
近い感じで熱いチーズがたくさんかかっていた。(2$)
バッテリーパークで一緒に来たカレと別れた。数日前に行ったそうだ。
強風にあおられて波は白波。
よくよく考えてみたら目の前の海は大西洋じゃないか!と感動したりする。
フェリーのチケットを買い(8$)出航を少し待つ。
やはりテロ対策で、フェリーに乗るときに荷物チェックを受けた。
そして出航。陸から離れていくにつれだんだんマンハッタンが小さくなっていく。
おもちゃの街のようだ。
TVで見た人ならおわかりかと思うけど、貿易センタービルと比べて他のビルはたいして大きく
なかったと記憶していると思う。だけどそれは間違いだ。
あの小さく見える他のビルだって十分大きい。それが凝縮されてマンハッタンに林立しているのだ
それよりも群を抜いて高い貿易センタービルはどれほどのものだったかと考えてしまう。
そして小さく見えていた自由の女神がだんだん大きくなってくる。
ノリはすっかりアメリカ横断ウルトラクイズ
左手に独立宣言書、右手に松明をかかげています。
直立しているかと思いきや、左足の方を一歩前に踏み出しています。
本当なら女神像の中に入れるはずなのだが、テロが起きるっていう噂があったため、
見学はできなかった。
まあ女神が爆破でもされたら米人は立ち直れないかもしれないな。
強風で寒い中で写真を撮りまくってフェリーでマンハッタンへ戻る。
フェリーを降りたところで、露店がたくさん出ていたのでのぞいてみた。
トロツキーが何やら悩んでいるな・・・どうしたんだと聞くと、画家が売っている絵を
気に入っちまったそうだ。悩んでいる間に、俺はお土産用にこれを買おうとずっと考えていた
「I LOVE NY」のロゴが入ったTシャツを3枚買った。(15$)
アメリカのSサイズで俺にぴったりだ。奴等は背が高いからなぁ
Tシャツを買ってトロツキーの所へ行くと、でっかい額縁を抱えていた。
どうやら気に入ったようだ。
とりあえず徒歩で北上すると、やたら格好のいい建物があったので写真におさめる。
あとで調べてみると旧税関だったようだ。
てくてく歩いていると、フェリー乗り場まで案内してくれた日本人に偶然にも再会した。
飯を食っていたら俺たちが歩いているのを見かけたそうだ。
ちょっと行ってみたかったFRBへ3人で行くことにした。
ただ誤解していたのだが、FRBっていうのは連邦準備制度理事会っていうもので、
グリーンスパン議長を筆頭に連邦準備銀行を統括する部門らしい。
で、俺たちが行ったのはFederal Reserve Bank of New York。
妙に地味だなぁと思ったのは、実はイニシャルが同じだけの関係機関だったからみたいだ。
写真を撮る寸前に強風でコンタクトがずれて、目をこすって無様な写真になってしまった。
やはりコンタクトはつらい。よく見えるけど。
今日も貿易センタービル跡地に行ってみようかという事になった。
前と違って黒山の人だかりであった。
今日はさすがに横から割り込む作戦は通じず、整理券取ってこいと言われちまった。
でも整理券を発給するところまで歩くと結構時間がかかりそうだったしやめた。
カレは見たいところがあるからと言って別れた。
露店があったので、品揃えを確認する。
トロツキーが俺を呼ぶので見てみると、写真が売っていた。
飛行機が突っ込むショットやビル崩れたもの、ブッシュの演説写真などなど
買うっきゃないと思い、値引き交渉を展開するが1$もまけさせられなかった・・・無念(15$)
地下鉄で北へ向かう。
行き先はセントラルパークだ。
黄金の輝きをした像があった。シャーマン将軍記念碑というものらしい。
というか、この辺に行くと気が付くのだけど、馬車がたくさんある!
当たり前だが道に馬がいるのだ。東京ではありえない。
馬を見るためには牧場か競馬場に行かないと日本では見られないのに・・
すげ〜やと思う。
馬を見ていたらトロツキーが俺に言う。これがプラザホテルだと。
俺は全く知らないのですげ〜んか?と聞き返す。振り返ると確かに立派な城みたいな建物だ。
トロツキー曰く、一番高いホテルなんだと。
ガイドブックにホテルが載っていたので値段を確かめると、375〜900$
確か俺たちが泊まっているのは・・・1泊30$・・・(1$約130円)
ボッタクリ?
セントラルパークの中を散歩する。
何もしない時間というのはなかなか貴重だ。特に旅先では。
あちこち見たい場所があるけれど、何にもしないをする。贅沢だ。
椅子に座っていると隣の椅子に座っていたおじさまが話し掛けてきた。
この文字の意味がわかるかい?だって。
おじさまはマフラーをつけていたんだが、漢字でなにやら書いてあった。
ただ残念なことに、それは漢字というよりは中国語で、部分的にしか読めなかった。
悪いね、中国人じゃなくて日本人なんだよと言う。
日が落ちた。あたりは暗くなり、俺たちの腹もへった。
今日は何を食おうか・・・と地図を見る。
各国料理がたくさんあるNYで、じゃあウクライナ料理なんて珍しいから行ってみるか〜と決定。
リトルウクライナ方面へ向かう。そして到着。
それっぽい料理屋が1軒あったが、こんなもんじゃないだろと思い歩くが、行けども行けども
店がない。1軒しかないじゃんか!と騙される。何がリトルウクライナだ。
それに治安も悪そうなエリアであった。早いところ移動したいので、隣のブロックには
リトルインディアがあったから歩いていく。
・・・確かにインド料理の店はたくさんあった。
だが、店がみんな極彩色なのだ。外からパッと見ただけで店の中がピンク色の輝きなのだ。
これはやばいだろ〜という店が並んでいる。
まともな店を物色していると、トロツキーが外にいた店員と話している。
俺も店員の会話を聞いてみるが、インド語?と英語が混じっていて何言っているんだかさっぱりだ
これがなまりってやつなのかもね。
トロツキーもお手上げだったようだが、腹へったので、ここでいっかと決めてしまう
入ってみるとやっぱり極彩色。
思わず笑っちまいそうになるデザインとインドの音楽。
店員もちょびヒゲで、いかにもインドか中東から来ましたという雰囲気。
チャパティナンとカレーを注文。
俺はナンを食べたことがなかった。
カレーには米だろと思っていた。
15分くらい待ってナンとカレーが登場した。
ナンをちぎってカレーをつけて口へ投入する・・・
めちゃめちゃ美味いわこれ。今まで食ったなかで一番美味いカレーだった。
腹も心も満腹になり帰宅することにした。
帰り際に黒人がやっていた露店であるものを発見する。
それはロシア帽。
本当の名前はあるのかもしれないけど、ロシアの人がかぶっているあの帽子である。
いつか買いたい〜と思っていたのだが、ここで発見するとは・・・
いくらだ?と聞くと15$だと店員。
払おうと思うとトロツキーは俺に言う。「まけさせろ」
黒人相手に値引き交渉かよ〜と思うが、いいからいいからと。
何回か13$でどうだ?と交渉するが、「ノー」の連発。
トロツキーが「帰る仕草を見せろ」と言うので、そっかぁ残念だけどまたねと言って
帰ろうとすると、「オーケーOK、13$オーケー」だと。やったぜ!
260円の勝利だが、俺にとっては黒人から1本取った瞬間であった。
この後、スーパーに寄り、お菓子とオレンジジュースを買って宿に帰宅した。
眠いので速攻で就寝
財布の中身189$、今日の使用69$