「足尾の環境と歴史を考える会」の発足にあたって
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1.研究会発足の趣旨
今年2001年は、田中正造が「渡良瀬川の水源を清むる」こと、「加毒の鉱業を止め、毒水・毒屑の流出を根絶すること」などの6項目の救済措置を求めて明治天皇に直訴してから100年目にあたります。また、製錬所の煙害によって松木村が廃村してからも100年目にあたります。
一方、2000年5月には、足尾町は松木村の入口にあたる三川合流ダムがある銅親水公園内に、足尾銅山の歴史を紹介するとともに、自然の大切さと環境問題を学べる施設として「足尾環境学習センター」を整備しました。また、2001年4月には、銅山観光を大幅にリニューアルオープンしました。
こうしたなかで、足尾町の優れた自然環境と足尾銅山をめぐるさまざまな歴史的環境を活かして、足尾町の活性化・再生の方向をさぐることが強く求められています。
「足尾の環境と歴史を考える会」は、こうした視点にたち、町内外の方々と協力して、足尾町が、全国的ひいては世界的な「環境問題の発信基地」となるためには何か必要で、何をなすべきかなどについて調査・研究を行うことを目的としています。
2.活動内容
「足尾町の環境と歴史を考える会」は、次のような活動を行います。
@研究会の開催
・足尾町の自然・社会・産業・歴史や自然的・歴史的環境を活用した活性化方策等に関する研究会の開催
A調査・研究の実施
・足尾町の自然的・歴史的環境等を活用した活性化方策等に関する調査・研究の実施
B文献・資料等の収集・整理・閲覧
・足尾町の自然・社会・産業・歴史、足尾銅山、鉱毒事件、環境・公害問題に関する各種の資料の収集・整理・閲覧
C文献・資料等を閲覧できる場所の確保
・収集・整理した資料等を閲覧できる場所の確保
D活動場所等の確保
・研究会の開催や町外の参加者等が宿泊できる活動場所の確保
E広報活動とネットワークの形成
・研究会の活動等を広報するとともに、足尾町を訪れる方を案内できるガイド等の養成、足尾町の環境と歴史を活かして活動している町内外の個人・団体等とのネットワークの形成
3.2001年度の活動予定
2001年度は、田中正造直訴100年と松木村廃村100年を記念して、次の活動を行います。その他の活動について、本年度の活動を通じて順次実施できるようにします。なお、第1回目の研究会は、本会発足の準備会と位置づけて開催します。
●松木村に関する研究会の開催
第1回 日 時:4月20日(金)午後7時〜9時
話題提供:太田貞祐氏(龍造寺住職)「旧松木村と龍蔵寺について」
第2回 日 時:9月頃
話題提供:星野勝之助氏「旧松木村の思い出」(予定・仮題)
第3回 日 時:11月頃
話題提供:加藤清次氏(元足尾高校教諭)「旧松木村を調査して−
足尾町の歴史の中での松木村の位置づけ−」(予定・仮題)
●田中正造直訴百年・足尾町松木村廃村100年記念シンポジウムの開催
10月〜11月頃を検討する。ただし、町が同様のシンポジウムを開催する場合には、町の事業に協力する形をとる。
4.会 員
会員は、会員と賛助会員の2種類をおく。会員は、町内外を問わず、「研究会発足の趣旨」に賛同される個人からなる。
賛助会員は、環境問題等について研究しており、「研究会発足の趣旨」に賛同される各種団体からなる。
5.会 費
会費は、活動場所が確保できた段階あるいは会誌等を発行するようになった段階で検討するものとする。
6.その他
当面の連絡先は下記のところにおき、その他の事項については、おいおい検討していくものとする。
2001年4月
[連絡先]
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-11-2 カーサヴェルデ502号
利根川 治夫 (早稲田大学法学部非常勤講師)
TEL:03-5379-1158、FAX:03-5379-1667
E-mail:QWP10217@nifty.ne.jp
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