根本的なBSE対策を考えるために

 

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根本的なBSE対策を考えるために

−異常プリオンは何故できるのか−

 日本の畜産、酪農はこれまでにないほどの危機に瀕しています。
 なぜ、BSEが発生するようになったのか。これまでの近代畜産システムの構造のもとで発生したのは明かです。生産性追求の手法が生き物である牛に不自然な負荷を与えてきました。私達はこれまでの食の安全を忘れ、狭義の経済性のみに走ってきた近代畜産というものの呪縛から解き放たれる必要があります。
 牛に肉骨粉を絶つ対応だけではBSEの対症療法でしかありません。BSEの発生原因や拡大の諸要因について解明されねばなりません。そもそもの発生原因については未だわからないことが多いのですが、英国の自然酪農家でBSE研究家のマーク・パーティ氏は異常プリオンの発生はマンガンや有機リン系農薬の関与など複合的な原因によるという仮説を出しています。(『狂牛病』工学社2001.12.20.発行)
 私たちはマーク・パーディ氏と日本の科学者・研究者との交流を通じ、BSE発生の原因やメカニズムについて広い視点からさらに研究や検証が進むことを願い、氏を招聘することにしました。パーディ氏の仮説は、数かる仮説の中の一つにすぎないものですが、酪農家である氏の現場での直感と感性に支えられた研究には、大いに耳を傾けるべきものがあります。
 ぜひ、ご参加くださいますようお願い申し上げます。

◆講 師:マーク・パーディ氏(英国自然農法による酪農家、BSE研究家)
<プロフィール>
 英国政府が打ち出したウシバエ退治に対する有機リン系農薬フォスメット使用規則に反対し、自分の農場では生物由来のデリスを使用。周辺農家にBSEが発生しても自分の農場に発生がないことの疑問から研究を始めた。仮説の一部は1999年ケンブリッジ大学生化学部のディビッド・ブラウン博士により実証されるなど、関心を集めている。論文等は、上記「狂牛病」(工学社)に訳出されているほか、

http://www.purdeyenvironment.com 

で読むことが出来る。      
◆日 時:3月31日(日) PM1:30〜4:30
◆会 場:東京農業大学17号館(100周年記念講堂)
◆住 所:東京都世田谷区桜ヶ丘1-1-1
      小田急線経堂駅から徒歩15分
      小田急線千歳舟橋駅からバス5分
      田園都市線用賀駅からバス7分
◆参加費:2000円(学生1000円)
◆主 催:マーク・パーディ氏講演実行委員会
◆問い合わせ先 
     日本有機農研事務局 TEL:03-3818-3078 FAX:03-3818-3417

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